BMWザウバーはシーズンオフテストでは速さを見せていたものの、開幕3戦では期待していたようなパフォーマンスを発揮できていない。チームプリンシパルのペーター・ザウバーは、他チームと比べて開発ペースが遅いと述べると共に、テストでは他のチームは大量の燃料を積んで走っていたのかもしれないとも語った。
「できるだけ深刻に考えないようにしている」とザウバーはF1公式ウェブサイトのインタビューでコメントしている。
「あまりにも早急に判断を下すのはよくないからね。ヨーロッパに戻り、チームの技術面の状況を分析するまでは少なくとも待つべきだと考えている」
「ある種の現象が起こっている。“ザウバー現象”とでも呼んでおこうか。我々はテストでは一貫していいパフォーマンスを見せてきた。マシンは走り始めからとてもよかった。信頼性が高く、スピードもあった。だがライバルチームたちの方が開発スピードが圧倒的にはやく、開幕戦で彼らはすでにアップグレードを導入してきた。一方の我々はバルセロナでの最後のテストで走らせたマシンで開幕戦バーレーンを戦った」
「もうひとつ問題がある。テストでは燃料を軽くして走り、レースでは燃料を大量に積むということだ。これが昨年までとは大きく異なった要素であり、おそらく他のチームはテストでは我々よりも燃料を少し多く積んで走っていたのだろう。5kg、10kg、あるいは15kgも重かったのかもしれないね。15kg重かったとすれば、1周あたりほぼ0.5秒の差になる。それでタイム差の説明がつくだろう。ただ、我々はロングランで速かったので、状況を理解するのか少し難しいのだ」
