ミハエル・シューマッハーはメルセデスの2012年型F1マシンF1 W03での合同テスト初走行を終え、新車のポテンシャルに関してポジティブな感触を得ていると述べた。

 シューマッハーは事前にF1 W03のシェイクダウンとプライベートテストを経験し、バルセロナでの合同テストに臨んだ。初日21日に担当したシューマッハーは51周を走行し、6番手タイムをマークしている。

 シューマッハーはハイドロリックトラブルに見舞われ、初日走行を予定より早く切り上げなければならなくなったが、マシンのハンドリングには満足していると語った。
「おおむねポジティブだ」とシューマッハー。
「テストをして4日目に初めてハイドロリックの小さなトラブルが出た」
「ポテンシャルが高い。マシンを走らせていていい感触を持った。規則が変わったからこの感触をどう評価するか判断するのが難しいが、ポテンシャルは高い」

 他チームとのペースの比較は今はできないとシューマッハーは述べている。
「今はあまりはっきりしたことは言いたくない。他のドライバーたちの走行と僕らの走行を比べることはできないからね。方向性を見つけること、少なくとも自分が抱いた感触を確認することが重要だ」

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