中東とアジアをベースにしたワンメイクのストックカー選手権、スピードカー・シリーズが、わずか2シーズンで消滅することが発表された。
2008年の1月にスタートしたスピードカー・シリーズには、ジャン・アレジ、ジョニー・ハーバート、ジャック・ビルヌーブ、片山右京、ステファン・ヨハンソン、ハインツ-ハラルド・フレンツェン、ジャンニ・モルビデリ、ナレイン・カーティケヤン、ビタントニオ・リウッツィなど、そうそうたるメンバーが出場していた。また、マレーシア、バーレーンではF1のサポートイベントも務めていた。
しかし現在の金融危機の影響で、後援者のユニオン・プロパティーズが撤退を決め、新たなボス、クローディオ・ベッロによる救済策も頓挫し、シリーズの消滅が決定した。
