スーパーGT第3戦富士の決勝日に行われたGTアソシエイションの定例記者会見で、坂東正明代表は今後の海外レースの展開と、第4戦セパン戦における豚インフルエンザの影響について語った。

 現在世界を騒がせている新型インフルエンザについての質問に対し、坂東代表は「4月29日にフェーズ5に引き上げられましたことで関心は持っております」と事態を注視しながらも、「今回のインフルエンザはメキシコで発生したということで、2003年のSARSとはちょっと違うと思っています。マレーシアそのものも死亡感染や他の感染例が報告された訳ではないので、今のところ我々の開催に対しては影響ないと思っております」とコメントした。

 GTアソシエイションとしては、「今後、ドライバー、チーム、ファンの移動に関して安全第一に考えて、現地、および日本政府、関係省庁と連絡を取りながら、その状況を見ながら適切な処理を考えています」としながらも、「現在のところ中止ということは考えておりません」と予定どおりの開催を考えているとした。

 また、現在のセパン戦以外の海外ラウンドの開催について坂東代表は「現在でオファーが来ているのがシンガポール、インドネシア、上海、韓国のF1開催サーキットというところから来ております」と明らかにしながら、「スーパーGTとしてはまず国内の内需拡大ということで、国内サーキットと組んできちっと国内でのレースを仕上げると言うことを第一目的においております。国内での状況、サーキットとの折衝、移動、チームの関係が厳しくないようであれば、東南アジアでの開催を考えているという状況」と現況を語った。

 なお、海外メディアで「韓国でのレースの契約が間近」という報道があったことについては「その報道はまだ時期尚早」としている。

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