フォーミュラ・ルノーV6やイタリアフォーミュラ・マスターなどの市販レーシングカーをリリースしているイタリアのタトゥース社は、国内シリーズやヒルクライムに使用できる市販スポーツカー、PY012をリリースしたと明らかにした。
タトゥースはフォーミュラ・ルノーV6やフォーミュラ・ルノーなどのシャシーを製作、販売しており、日本ではフォーミュラチャレンジ・ジャパンのシャシーを製作している。そんなタトゥースでは、リージョナルシリーズやヒルクライムなどで使用できる市販スポーツカー、PY012を開発した。
カーボンファイバーモノコック製で、2011年FIAセーフティレギュレーションに準拠したシャシーには、無限ホンダ製K20エンジンを搭載し、無限ホンダエンジン込みで12万5000ユーロで販売。他のエンジンにも換装可能だという。
フォーミュラのシャシーにカウリングを施したようなマシンは、スワンネック形状のウイングステーなどを備えている。タトゥースではすでにシェイクダウンテストを終え、実戦レースにも参戦。ポールポジションと表彰台を飾ったと言う。
