ヤルノ・トゥルーリは、トヨタと再び組んで勝利をプレゼントできれば嬉しいと語った。トゥルーリは2004年終盤から2009年末までトヨタF1チームで走っていた。

 F1シーズン開幕が迫るなか、トゥルーリはケータハムのシートを失った。その後さまざまなオファーが来ているというトゥルーリは、すべてのオファーを検討して今後の活動を決めると述べている。

 トヨタは2012年からFIA世界耐久選手権(WEC)に参戦する。Autosprintのインタビューにおいてトヨタで再び走りたい気持ちがあるかと聞かれたトゥルーリは「トヨタにはまだやり残した仕事がある」と答えている。
「彼らとの協力関係は素晴らしい形で始まった。日本で暫定的にポールの位置につけたし、2005年の2戦目には表彰台に上った。それがトヨタの初表彰台だ。そのシーズンの前半、僕は(フェルナンド・)アロンソに次ぐランキング2位だった」
「でも僕らはシーズン後半は開発能力が足りずに後退した。2009年には(チーム)初優勝を挙げるために全力を尽くしたが、さまざまな理由で実現できなかった。F1ではできなかったから、彼らのために別のシリーズで優勝できたら嬉しい」

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