7月2日(金)にNASCARネイションワイド・シリーズの第17戦「Subway Jalapeno 250」がデイトナ・インターナショナル・スピードウェイで開催された。
今大会は、来季より全戦で使用されることが決まっている新規定車輌を用いる初レースとなる。ネイションワイド・シリーズ用の新しい規定に沿って開発された“トヨタ カムリ”のデビュー戦での活躍に期待がかかった。
2日(金)決勝に先立ち、午後1時5分から予選が行われ、カイル・ブッシュが5番手、ジョーイ・ロガーノが10番手につけ、11台の“トヨタ カムリ”が決勝へと進んだ。
午後8時20分、2.5マイルオーバルを100周(250マイル:約400km)して競われる決勝レースがスタート。
5番手、イン側の3列目からスタートを切ったKy.ブッシュは、好スタートで3位にポジションを上げ、2周目には2位に浮上した。
32周目にマイケル・アネットがスピンを喫し、この日2度目のイエローコーションが出されると、全車ピットイン。このピットでKy.ブッシュが首位に立つと、まもなくチームメイトのロガーノがこれに続く2位に浮上し、同様にチームメイト同士で列を連ねるシボレーのケヴィン・ハーヴィック/クリント・ボウヤー/デイル・アーンハート・Jr.、ダッジのブラッド・ケセロウスキー/ジャスティン・アルゲイヤーらとの、激しい首位争いが展開された。
70周目にこの日3度目のイエローコーションが出され、全車ピットイン。燃料的には、この日最後のピットインとなるかと思われた。
このピットでアーンハート・Jr.が首位に立ち、Ky.ブッシュは5番手、ロガーノはその後方7番手で再スタート。上位10台ほどが団子状態で終盤のバトルが展開されたが、残り5周となった95周目に他車のタイヤバーストでイエローコーション。ここで、ピットに入るドライバーと、コース上に残るドライバーとで作戦が分かれた。
ロガーノはコース上に残り、Ky.ブッシュはピットへ。タイヤを4本交換したKy.ブッシュは13番手、ロガーノは3番手で、2周延長された“グリーン・ホワイト・チェッカー”への再スタートを迎えた。
ロガーノはトップのアーンハート・Jr.の後にぴたりとつけ、激しくプッシュ。一方で、13番手ながら新品タイヤの利を持つKy.ブッシュも猛追を開始した。
しかし、ロガーノの追撃は僅かに及ばず、0.094秒差の2位でフィニッシュ。追い上げたKy.ブッシュは7位でチェッカーを受けた。
次戦第18戦は7月9日(金)、シカゴランド・スピードウェイで行われる。
ドライバー ジョーイ・ロガーノ:
「レース前から我々の“トヨタ カムリ”は好調だったが、レースが始まれば、更に良くなると分かっていた。勝つつもりだった。私とカイル(・ブッシュ)が共に良い走りをすれば、デイル(・アーンハート・Jr.:シボレー)を破れるだろうと思っていた。(デイル・アーンハート・)ジュニアがヴィクトリーレーンに立ち、ファンが喜んでいるのは分かっている。でも、本当は私があそこに立ちたかった。今日は良い走りができた。しかし勝てなかった」
