バーレーングランプリ プレビュー:
マナーマ 2014年4月4-6日

P Zeroホワイト・ミディアムとP Zeroイエロー・ソフト、
アスファルトの粗さに関して最も厳しいサーキットのひとつに臨む

トワイライトレース中、気温は15°C近く下降

バーレーングランプリ終了後、第1回目のインシーズンテストが開催:
ケータハム、メルセデス、ウィリアムズが、それぞれタイヤ専用テスト日を設定

2014年3月31日、ミラノ
ピレリとFormula One全チームは、サヒールサーキットで2回のプレシーズンテストを行ったことから、関係者全員にとってバーレーンは馴染みあるサーキットです。しかし、今年はバーレーン開催10周年を記念して、初めての午後6時からのスタートとなり、アブダビグランプリ同様、日没時にスタートし、夜の闇の中でゴールを迎えます。

このことは、今回のレース用に選択されているP Zeroホワイト・ミディアムとP Zeroイエロー・ソフトタイヤの動作に重要な影響を及ぼします。レース中に気温および路面温度が大幅に下降するため(路面温度が15°Cほど下降する可能性があります)、タイヤの性能とデグラデーション特性が変化します。バーレーンでの夜間のレースは未知数であるため、フリー走行における準備作業が不可欠です。

ピレリ・モータースポーツ・ダイレクター
ポール・ヘンベリーのコメント:
「バーレーンでは最近2度のテストを行っているので、トラックの情報を十分に持って臨むことができることは大変有益です。トラクションの要求が非常に大きいサーキットなので、ミディアムとソフトを持ち込むことにしました。決勝スタート時の気温は、まだ適度に高いと思いますが、日没とともに、15°Cほども低下する可能性があることを認識しておかなければなりません。各チームにとって、タイヤを最大限に活用するために、非常に幅広い温度をマネージすることが今週末を通して最も大きな課題となるでしょう。周到に練り上げられた戦略が求められますので、非常に面白いレースになると思います」

ピレリ・ブランド・アンバサダー
ジャン・アレジのコメント:
「バーレーンは経験していますが、それはFormula Oneではなく、NASCARに少し似たところがあるSpeedcarシリーズでした。タイヤを最大限に活用するためには、スムーズでクリーンなリズムが必要です。特にトラクションが必要なエリアでは、タイヤに大きな負荷をかけないようにしなければなりません。サーキットの路面は非常に粗いですが、素晴らしいコーナーもありますし、また、夜間のレースは新しいチャレンジですね。最も重要なことは、デグラデーションをコントロールすることですが、夜間は状況が全く変わるかもしれません。見応えがあるレースになると思います。そして、タイヤ管理が間違いなく重要になるでしょう」

タイヤから見たサーキット:
バーレーンは、特にトラクションエリアにおいて、タイヤに非常に厳しいサーキットです。タイヤトレッドの表面温度は130°Cに達します。

空力は、バーレーンにおけるもうひとつの重要な要素です。300km/hで走行する4本のストレートが存在するため、各チームはミディアムダウンフォースを使用する傾向にあります。しかし、このセットアップは、コーナー入口やブレーキング・スタビリティへの妥協となるため、ロックアップを引き起こし、タイヤにダメージを与える可能性があります。

周辺の砂漠からの砂は、トラクションに影響を及ぼしホイールスピンを招きます。その結果、デグラデーションを増大させます。2年前、砂嵐のために、バーレーンでのピレリのテストセッションのひとつが中止に至ったことがありました。

ブレーキングは、バーレーン・インターナショナルサーキットのもうひとつの鍵となる特性です。第1コーナーでは、マシンは、わずか130mで315km/hから65km/hへ減速します。この時のタイヤへの負荷は4.5Gに及びます。

バーレーングランプリ後、1回目の2日間インシーズンテストが4月8〜9日に開催されます。今シーズン、各チームは、タイヤテスト専用日を1日設ける必要があります。ケータハムは、バーレーンでのテスト1日目に、メルセデスとウィリアムズは、テスト2日目にタイヤテストを行う予定です。

昨年は、2番グリッドからスタートしたセバスチャン・ベッテルが3ストップ戦略で優勝しました。ベッテルの戦略は、ミディアムでスタートし、続く3スティントをハードで走行するものでした。2ストップ戦略を含め、多様な戦略が見られました。

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