ルイス・ハミルトンは、新車MP4-26の初走行を行い、マクラーレンは一歩前進したとの自信を示した。

 ヘレス合同テストの初日、ハミルトンは12人中5番手のタイムをマークした。MP4-26を初めて走らせたハミルトンは、この日は主にマシンのチェックを行った。午前中はショートランを繰り返し、システムチェック、簡単なセッティング、タイヤテストを行い、午後には新たなKERSシステムの初テストも行っている。

 ハミルトンはトラブルなく58周を走行、セッション後に次のように語った。
「今日は満足いくフィーリングを得られた。間違いなく一歩前進している。それは空力によるものなのか、メカニカル的なものなのか、今の時点では分からないけれど、最初の印象としては、走りやすく感じた」
「去年と比べて大きく改善されたエリアが何カ所があるのに気付いた。でもまだ走り出したばかりなので、やるべきことは多い」

「今日はやるべきプログラムがたくさんあった。テストドライバーの仕事に忙しく取り組んだよ。いろんなテストを1日中行った。マシンのフィーリングは去年よりいいから満足している」
「特別なことはまだ何も言えない。今日始めたばかりだからね。セッティングテストもしていないし、リヤウイングとKERSを一緒に使ってもいない」
「いろんな部分をそれぞれ試してみたので、今後まとめてやってみるのが楽しみだよ。今日はやりたかったことすべてをやることができた」

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