今季、IZODインディカー・シリーズに活動の場を移しているルーベンス・バリチェロは、もしF1から復帰要請があれば、オファーを検討する準備ができていると語っている。

 F1で19年戦い、最多出場記録を保持しているバリチェロは、今季ウイリアムズから離脱しインディカー・シリーズに転向。KVレーシング・テクノロジーからダラーラ・シボレーをドライブしている。そんなバリチェロが、ブラジルのSporTVのインタビューに応え、F1のトップチームがバリチェロに復帰を要請した場合、復帰する準備ができているとUSAトゥデイが伝えている。

 今季、インディカー・シリーズに参戦しているバリチェロは、インディカーでの生活については「とてもハッピーだ」としているものの、F1復帰へのドアを閉ざしていないことを隠そうとしなかった。

「オファーは完璧にオープンだ。少し考えてみるよ」とバリチェロは語る。イタリアのアウトスプリントは、今季不調にあえいでいるフェリペ・マッサに代わるドライバーとして誰が適任かというアンケートに対し、バリチェロが最も票を得たことを挙げ、代役として名前をあげている。

 アウトスプリントのアンケート結果に対しバリチェロは、「予想外だったね」と語る。「フェラーリ時代の働きが良かったと証明することになるだろう」

「ウイリアムズと電話で話をした後にTwitterに投稿した記事で、僕は悲しいけれど、将来については完全にオープンだと記したんだ。僕はF1ではどんなことでも起きると思っている。何かが起きるだろうとは言わないけれど、それに対して準備はできていないといけないんだ」

 またバリチェロは、友人でもあるマッサに対し、孤独な瞬間を経験するだろうと語っている。

「スピードの問題じゃないんだ。フェルナンド・アロンソは現在、最高のドライバーのひとりだ。フェラーリはアロンソを立てるだろうね。フェリペは難しい問題を抱えている」とバリチェロ。

 バリチェロは、過去にフェラーリに在籍していた際、ミハエル・シューマッハーのセカンドとしての役回りに不満を述べていたが、そういった過去の問題は復帰に向けて障害にならないだろうとしている。

「僕がフェラーリに嫌な気持ちを抱いていないことをファンには理解してほしいんだ。今日、フェラーリから走ってほしいと頼まれたら僕は行くだろう。フェラーリは僕がドライブした中でもベストだし、サポート、創造性にあふれている。いくつか苦い過去もあったけれどね」

 バリチェロは、将来F1時代に問題となったいくつかのエピソードについて、現在執筆中の本に記すだろうと語っている。

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