オランダ人のギド・バン・デル・ガルデにも、2011年のヴァージンのセカンドシートを獲得する可能性があるという。Motorsport.comが伝えている。
ティモ・グロックの残留をほぼ決めているヴァージンは、彼のチームメイトが決まり次第ラインアップを発表する見込みであり、クリスマス前にもふたりのドライバーが正式に明らかにされる予定だ。
チームメイトについては先週、ベルギー人のジェローム・ダンブロシオが有力であると伝えられ、新たにチームパートナーとなるマルシャの承認を得るだけだとされている。
しかしここにきて、マクレガーのコマーシャル・ディレクターでバン・デル・ガルデのマネージャーを務めるジャン-ポール・テン・ホッペンが若きオランダ人のヴァージン入りを示唆した。
「ギド(・バン・デル・ガルデ)は準備できている。クリスマス前には決定があることを願っている」と彼は語っている。
ホッペンは先月にもバン・デル・ガルデのウイリアムズ入りを画策していたが、結局はGP2王者のパストール・マルドナドが起用された。
ファッションブランドのマクレガーは今シーズン限りでウイリアムズとのスポンサー契約を終える予定であるが、オランダ国内では当時、契約延長によってバン・デル・ガルデとの交渉がまとまるだろうとみられていた。ホッペンはその際、ウイリアムズのほかにヴァージンも候補のひとつだとコメントしている。
彼は資金力だけでドライバーが決定されることはないと主張する。
「チームは3つの点を考慮するだろう。スピード、ポテンシャル、そして資金だ」
一方、formule1.nlは、ルーカス・ディ・グラッシにも残留の可能性があるとレポートしている。