カリフォルニア州ソノマで開催されているIZODインディカー・シリーズ第13戦。25日に行われた予選では、チャンピオン争いをするウィル・パワー(チーム・ペンスキー)がロードでの強さを見せ3年連続となるポールを獲得した。佐藤琢磨(レイホール・レターマン・ラニガン)は、第1ステージで敗退し24番手だった。
昨年のレースで1-2-3フィニッシュしたチーム・ペンスキー。彼らは、新シャシーを使った新コース・レイアウトでのソノマでもアドバンテージを保っていることを今日の予選で見せつけた。
現在ポイントリーダーで、初のタイトル獲得を目指しているパワーは、2回行われたプラクティスでトップタイムをマーク。そして迎えた予選、第2ステージこそ2番手でのクリアとなったが、トップ6によるファイナルステージでは1分17秒2700という今週のベストを記録し、ソノマでの3年連続ポールポジションを獲得した。
予選2番手はチームメイトのライアン・ブリスコ。彼は予選第2ステージでトップタイムをマークし、パワーとのポール争いに臨んだが、0.1638秒届かなかった。明日、パワーはここまでの勢いを保ち、ソノマ3年連続優勝を飾ることができるだろうか?
今日の予選では、セバスチャン・ブルデー(ドラゴン・レーシング)の活躍も光っていた。今シーズンのベストとなる予選3番手に食い込んだのだ。同時に、彼はチーム・ペンスキーによる予選1-2-3を阻止し、エリオ・カストロネベスは4番手となった。
予選5番手はスコット・ディクソン(チップ・ガナッシ)。6番手はダリオ・フランキッティだった。ホンダ勢ではガナッシのふたりのみしか予選ファイナルへと進めなかった。ランキング4位につけ、3回目のタイトル獲得を目指しているディクソンとしては、明日のレースでパワーに大きく離されたくないところだ。
ランキング2位のライアン・ハンター-レイ(アンドレッティ・オートスポーツ)は、予選7番手につけた。金曜日のプラクティス1回目が19番手だったことを考えると、パワーに大きくポイント差を広げられないポジションまでの挽回は何とか果たして見せた。
佐藤琢磨は、2回のプラクティスで23番手タイムしか出せず、予選結果も24番手と振るわなかった。今シーズンずっと続いて来ている常設ロードコースでのマシンの不調が、ソノマでは解決されていないどころか、さらに悪くなっているようだ。
「今日も厳しい1日になりました」と琢磨。昨日に続いて、そして、ミド・オハイオからも続けて‥‥という意味だ。「プラクティス2回、予選と進歩は遂げて来てるんですが、十分じゃない」と苦しい状況を彼は話していた。「大きく異なるセッティングを試して来たので、得られたデータをもう一度見直して決勝に向けたベストのセッティングを見つけなくては。明日のウォームアップでマシンを良くできるといいんですが‥‥」
さらに厳しいことに、琢磨は今回のレースで今シーズン6基目のエンジンを投入するため、規定最大の5基をオーバーして10グリッド降格のペナルティを受ける。明日のレース、琢磨は最後列ひとつ前のアウト側、26番グリッドからスタートを切ることになる。
