ヒスパニア・レーシングF1チーム(HRT)は18日、バルセロナテストの2日目からビタントニオ・リウッツィが加入すると発表した。
リウッツィはロータス・ルノーGPのロバート・クビカがラリーの事故に遭った後、ルノーの代役として候補のひとりにも挙がったが、ルノーはクビカの代役としてニック・ハイドフェルドを指名。昨年でフォースインディアのシートを失っていたリウッツィはフリーの立場にいた。
HRTはバルセロナテストの初日、ナレイン・カーティケヤンがステアリングを握っていたが、2日目にはリウッツィがさっそくドライブすることになる。
「今回のバルセロナで再びコクピットに戻ることが決まって嬉しく思うよ」とリウッツィ。ヒスパニア・レーシングは将来成長を遂げる可能性があるチームだ。今年もいいパッケージが実現できるかもしれない。もちろん明日が最初のテストだからやることはたくさんあるけれど、明日はきっと良い日になるはずだし、楽しみにしているよ」とリウッツィ。
また、HRTのチーム代表であるコリン・コレスは「いつも言っているが、我々はベストなパッケージを手に入れることを目指している。トニオは強力なドライバーで、F1で多くの経験を持っている。彼のコメントが我々の進歩に正しい方向性を与えてくれるはずだ」とリウッツィの加入を歓迎している。