フォース・インディアF1チームは3日、ニコ・ヒュルケンベルグと2014年からの複数年契約を締結したと正式に発表した。

 ヒュルケンベルグがフォース・インディアへの復帰を決めた。彼は今季ザウバーでの初シーズンを終えたばかりだが、またも1年でチームを移籍することに。しかし、彼が今回契約を結んだのは、2011年のリザーブドライバーを経て、昨年レースドライバーを務めた古巣フォース・インディアで、契約年数も複数年というものだ。

 ヒュルケンベルグは当初、キミ・ライコネンの抜けるロータス入りを希望し、チーム側も彼の獲得を熱望していが、財政不安を抱えるチームとクワンタム・モータースポーツとの株式売却交渉が予想以上に長引いたため実現には至らず。先日、そのシートにはPDVSAの巨額支援を受ける元ウイリアムズのパストール・マルドナドが収まることが決まった。

「フォース・インディアに復帰することになってうれしいよ」とヒュルケンベルグ。
「来シーズン、チームは高い位置を狙っており、僕が長年積んできだ経験が目標の達成に役立つと思っているんだ」

「僕らは2014年に競争力のあるパッケージを手にすると強く確信している。メルセデスエンジンについても多くのポジティブなことを耳にしているから、来シーズンは非常にエキサイティングになると思う」
「僕はこのチームを知っているし、彼らの決意も目にしている。素晴らしい人々だし、みんなが成功に対する同じ渇望を共有しているんだ」

 チームは、ヒュルケンベルグとコンビを組むふたり目のドライバーを発表しなかったが、近く明らかにすると述べている。
 ただ、今季レースドライバーを務めたエイドリアン・スーティルはザウバーへの移籍が噂されており、ポール・ディ・レスタについてはF1シート獲得の望みは薄いと考えられている。


 

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