ベッテル、トルコの週末をピレリと共に勝利で飾る
2011年5月8日、イスタンブール
金曜日にクラッシュを演じフリー走行2回目を失ったにもかかわらず、セバスチャン・ベッテルは4回ストップ作戦でポールトゥウィンを飾り、今シーズン3勝目を挙げました。
スタートから最後までリードを守ったベッテルただ一人が、前回の中国GP同様にレースを特徴的なものにしたオーバーテイクの数々とは無関係でした。彼の僚友マーク・ウェ-バーは、残り10周でフェラーリのフェルナンド・アロンソをオーバーテイクして2位の座を奪い返しました。309.396kmのレースを終えて、トップ3台はわずか10.075秒しか離れていませんでした。
トップ5台はみな、今年初めてとなる4回ストップ作戦を選択したドライバーでした。3回ストップ作戦を選んだマクラーレンのジェンソン・バトンは、銀色ロゴのハード・タイヤでチームメイトよりも7周多く走らざるを得ず、レース終盤に2つ順位を落として6位でレースを終えました。しかしヴァージンのジェローム・ダンブロシオは2回ストップ作戦で走り切り、ザウバーの小林可夢偉は3回ストップ作戦で最後尾スタート(予選での技術トラブルによる)から10位フィニッシュで入賞を果たしています。
イスタンブールパークの路面は粗く、気温18度、路面温度30度という比較的暖かいコンディションの下で、ターン8がタイヤに非常に厳しいこともあり、今シーズンの中ではタイヤ摩耗としては最も厳しいサーキットのひとつになりました。このような厳しい状況にかもかかわらず、タイヤはしっかりと耐え抜いてくれました。
レッドブルの2台は予選Q3で1回のみのアタックに収めたため、決勝には最大限のソフト・タイヤを残していました。3位スタートのメルセデスGPのニコ・ロズベルグも同様でした。
ピレリ・モータースポーツ・ダイレクター ポール・ヘンベリーのコメント:
「我々はもちろん、今シーズン開催される予定だった20戦のサーキット全てに適合するようにタイヤを開発してきました。特にイスタンブールパークのターン8は、タイヤ摩耗の上限を決める上でカギになりました。ですから今週タイヤがきちんと耐え抜いてくれたことを嬉しく思いますし、各チームに様々な戦略の可能性を提供できたことも喜ばしいことでした。我々は、ベッテルは3回ストップ作戦で勝てると思っていましたが、ここはピットレーンが短くピットストップのロスタイムが20数秒しかないのです。彼のペースなら、もう1回のピットストップをしてもそのタイムロスを充分に取り戻すことができたわけです。そして多くのチームも同様の決断を下したというわけです」
本日、ピレリはカナダGP、ヨーロッパGP、イギリスGPに供給するタイヤのスペックを発表しました。カナダGPではPZeroイエロー(ソフト)とPZeroレッド(スーパーソフト)。ヨーロッパGPではPZeroホワイト(ミディアム)がデビューし、PZeroレッド(スーパーソフト)とともに使用されます。イギリスGPではPZeroシルバー(ハード)とPZeroイエロー(ソフト)となります。
