フェラーリのチーム代表を務めるステファノ・ドメニカリは、ベルギーGP決勝の多重クラッシュを重く受けとめ、F1の下部シリーズではドライビングの基準をさらに改善するよう求めた。

 フェラーリは、日曜の決勝レースでロメイン・グロージャンを引き金とする多重クラッシュに巻き込まれ、5番手スタートのフェルナンド・アロンソを0周リタイアというかたちで失った。

 今季F1に再デビューを果たしたグロージャンは、F1直下のカテゴリーとして知られるGP2で昨年チャンピオンを獲得したドライバーだ。

 この件について発言を求められたドメニカリは、F1の下部シリーズにおいてドライビングの基準を改善するためのさらなる措置が講じられるべきだと語った。
「私としては、ドライバーの振る舞いをしっかり見ていくことが最も重要だと考えている」
「こうしたことは、F1より前のシリーズですでに始められていなければならない」

「他のシリーズでも非常にアグレッシブだったり無謀なドライビングなりをたびたび見かけるようになった。そのため、そういったことを彼らがレースを始める時から厳格化しておくことが重要だ。そうすれば、彼らもより良い状態でF1に辿り着くことができるだろう」

 ドライバーのアロンソは、グロージャンのクラッシュで体にダメージがおよぶ危険もあった。彼もドメニカリと同様の意見を持っている。
「一部のドライバーたちはスタートで冒すリスクをもっと減らすべきだということだ」とアロンソ。
「今のジュニアフォーミュラではこういう傾向がある。でも若手がキャリアの初期から、コース上の行動に関するルールをもっと厳格に尊重することに慣れておければ、その方がいいと思う」

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