2015年F1第12戦イタリアGPは5日(現地時間)、モンツァ・サーキットで公式予選が行われ、メルセデスAMGのルイス・ハミルトンが通算49回目となるポールポジションを獲得した。

 3回のフリー走行ですべてトップタイムをマークしてきたハミルトンが予選でも全セッションのトップを奪い、見事7戦連続となるポールを獲得。ただ、地元の熱狂的ファン、ティフォシの大声援を受ける跳ね馬2台が今季初めて予選トップ3に揃って入り、王者メルセデスの最前列独占を阻んだ。

 セカンドラウンドのQ2でセバスチャン・ベッテルが2番手、キミ・ライコネンも3番手につけたフェラーリは、ポールポジションを争うQ3でも前後に2台並んでトップスピードを上げる作戦をとり、メルセデスのニコ・ロズベルグを上回ることに成功。1分23秒397でポールを決めたハミルトンには及ばなかったものの、ラストアタックでベッテルに続いたライコネンがハミルトンと約コンマ3秒差の2番手、チームメイトに逆転を許したベッテルも僅差で3番手に入った。

 一方、4番手に沈んだロズベルグは、直前のフリー走行で新スペックのパワーユニットに不具合が見つかり、急遽、前戦ベルギーを走りきったエンジンに載せ替える不運もあって、3番手のベッテルに約コンマ1秒及ばなかった。

 フェラーリ同様、2台並んでアタックをかけたウイリアムズがグリッド3列目を獲得。逆に、上位進出が期待されていた同じメルセデス陣営のフォース・インディアは、頼みのニコ・ヒュルケンベルグがQ3最初のアタックを終えたところでマシントラブルに見舞われストップ。それでも、チームメイトのセルジオ・ペレスがVJM08持ち前のスピードを活かし7番手を確保した。

 Q2でメルセデスパワーのロータス1台をノックアウトし、跳ね馬以外のフェラーリパワーで唯一Q3入りを果たしたザウバー、マーカス・エリクソンが10番手につける健闘をみせた。

 今回、エンジン交換で大幅なグリッド降格を受けるルノーパワーのレッドブルは、ダニエル・リカルドが直前のフリー走行でトラブルに見舞われたために、ギリギリでのコースインとなったが、なんとかチェッカー間際にワンアタックを決めてQ1を突破。ただ、Q2での走行は取りやめ15番手、ダニール・クビアトも14番手で予選を終了。また、同様にトラブルでタイム計測に入れなかったトロロッソのマックス・フェルスタッペンは、コースインを急いだために走行中にエンジンカウルが飛び散るアクシデントに見舞われている。

 なお、ホンダのパワーユニットを搭載するマクラーレンは2台揃ってQ1で敗退。ジェンソン・バトンは15番手のクビアトにコンマ3秒届かず16番手、フェルナンド・アロンソはバトンからコンマ1秒遅れの17番手に終わった。

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