FIA国際自動車連盟は6日、フランス大審裁判所が下したフラビオ・ブリアトーレとパット・シモンズに対する追放処分の撤回措置に対して公式ホームページでコメントし、控訴の意志があると明らかにした。

 FIAは公式プレスリリースとして「FIAは、パリの大審裁判所が下したブリアトーレ氏、シモンズ氏に関する決定について言及したい。大審裁判所は両氏に対する賠償金とFIAに対する両氏の要求の取り下げを却下したFIAの決定を拒絶した。特に大審裁判所は、事実を調べようとせず、2008年のシンガポールGPに関するFIAの評決を翻すことをしなかった」と判決への不満を露わにした。

「しかし大審裁判所は手続き上の理由により、両氏を追放するためのFIAの権限が無いと疑い、また、両氏がFIAのライセンスホルダーではないことからFIA規約は適用されないとした」

「故意に他者の命を危険にさらすようなこれらの人物を排除する決定は、これまでFIAで翻されたことはなく、FIAはこの決定について控訴するか慎重に検討を重ねている。FIAの控訴の可能性が無くなるまで大審裁判所の決定は実施されず、それまではワールド・モータースポーツ・カウンシルの決定は有効である」

「その上でFIAは、意図的に不正行為を行い危険な活動を行う者、もしくは過去に行った者がフォーミュラワンに参加することを許さず、今後もそれに向けた活動を行っていくことを検討している」

 この一件について大審裁判所はブリアトーレ、シモンズの両氏に賠償金を支払うことをFIAに命じているが、FIAが控訴した場合、処分の撤回や賠償金など、当分決定は下されないことになる。

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