レッドブルのセバスチャン・ベッテルが、今のピレリタイヤでは、レース中のタイヤ交換は2回では足りず、3回あるいは4回のピットストップが必要になるだろうと述べた。

 ピレリはこれまで何度も、レースを活性化するため、各ドライバーがレース中に2回タイヤ交換をせざるをえない状況を目指し、磨耗が早いタイヤをデザインしたと説明している。

 しかしベッテルの考えでは、今のタイヤでは2回ストップでは走りきれないだろうということだ。
「タイヤが去年とは大きく変わった。全員が同じ条件ではあるけれど」とベッテル。
「レースは変わると思う」
「1回ストップで走りきるのは無理だろう。今の段階では、2回ストップでも無理だ。レース中は3回か4回のピットストップが必要になると思う。レースはとても面白くなるだろうね」
「問題は、これが僕らにとっていいことなのか悪いことなのかということだ。今の段階ではなんとも言えない。実際にレースがどうなるのかを見てみる必要がある」

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