F1第9戦ヨーロッパGP予選は、レッドブルのセバスチャン・ベッテルがポールポジションを獲得した。2番手はマーク・ウエーバー、3番手にはルイス・ハミルトンが入った。ザウバーの小林可夢偉は18番手だった。
予選は現地時間の午後2時からスタート。セッション開始時の天候は晴れ、気温25度、路面温度は直前のフリー走行時から10度以上も上がり43度に達した。
Q1
20分で争われるQ1が幕を明けると、最初にコースインしたヤルノ・トゥルーリが最初にタイムを刻んでくる。序盤から続々とタイムが出揃う中、開始7分過ぎにはマクラーレンのジェンソン・バトンがトップに浮上。その後はフェリペ・マッサとフェルナンド・アロンソのフェラーリ勢がトップタイムを更新するが、折り返しの10分を経過するとハミルトンに続いてルノーのロバート・クビカがトップに立った。
クビカがトップのままセッションが残り5分を切ると上位につけるレッドブル、フェラーリ、フォース・インディア勢のほか、マクラーレンのハミルトン、クビカ、ニコ・ロズベルグを除くマシンが2回目のアタックへと向かった。
ここではバトンが3番手に上がったほか、ウイリアムズのルーベンス・バリチェロも4番手につける健闘を見せる。一方、Q2進出をかけた17番手争いは小林可夢偉とミハエル・シューマッハーの争いとなり、最後に12番手タイムをマークしたシューマッハーがQ2へ進出。ベストタイムを更新できなかった可夢偉は前戦カナダと同じ18番手に終わってしまった。
Q2
15分のQ2はセッション序盤から上位勢が積極的に周回を重ねていき、1回目の走行を終えた段階ではベッテル、ウエーバーのレッドブル勢がトップ2を奪い、3番手にQ1トップのクビカがつけた。その後、残りが5分を切ると全車がアタックに向かうものの、メルセデスのシューマッハーはここでも15番手と出遅れてしまう。
終盤のアタックではレッドブル勢のトップ2は変わらなかったが、フェリペ・マッサが3番手につけ、好調ウイリアムズもバリチェロとニコ・ヒュルケンベルグの2台が揃ってトップ10入りを果たす。一方でメルセデス勢はシューマッハーが15番手からポジションを上げられず、さらにロズベルグも12番手に沈んで2台が揃って脱落するかたちとなった。
Q3
ポールポジションを決する最後のQ3は多くのマシンがスーパーソフトタイヤを履いてアタックを行い、ウエーバーとハミルトンが1回目の走行から1分37秒台に入れてくる。その後、一旦ピットに戻ったマシンは給油とタイヤ交換を終えると、残り2分を切ったところで再度コースイン。そなな中、タイヤの熱入れに苦戦している様子のフェラーリ勢はライバルよりも早いタイミングでタイム計測に向かった。
最後のアタックでは、真っ先にトップに立ったベッテルを上回ろうとウエーバーとハミルトンがチャレンジするが、ウエーバーはベッテルにコンマ1秒届かず、ハミルトンもマシンをスライドさせるミスを犯して3番手止まり。予選を通して好調だったクビカも最後は6番手に終わった。
この結果、ベッテルは今季4度目のポールポジションを獲得し、レッドブルもスペインGP以来となるフロントロウを独占。4、5番手にはアロンソとマッサのフェラーリ勢、2台揃ってQ3進出のウイリアムズはヒュルケンベルグがベテランのバリチェロを上回る8番手につけた。
