ホンダは次に新たに導入するパワーユニット1基に関してはグリッドペナルティが科されないという確認をFIAから得たと報じられている。シーズン中の規則変更によりホンダは今季5基のパワーユニットを使用できることが決まったが、規則変更以前に両ドライバーとも4基を超えるPUを使ってしまっていた。

 10日、世界モータースポーツ評議会(WMSC)会合が開催され、F1ストラテジーグループが提案したパワーユニット規則の変更を承認した。これによりF1に新加入したパワーユニットマニュファクチャラーは、最初のシーズンは他のサプライヤーより1基余計に使用することが許され、つまり1ドライバーあたり5基を使用できることになった。この規則は今年のホンダにも適用される。

 しかしこの規則が決まる前にマクラーレン・ホンダのフェルナンド・アロンソとジェンソン・バトンはすでに5基目のエレメントを使用し、ペナルティを受けてしまっていた。そのため、ホンダはFIAに今後のエンジンペナルティに関して確認を取る必要があると述べていた。

 Motorsport.comが得た情報では、FIAは特別措置として、今年のホンダに関しては今後新たに使うエンジン1基に関してペナルティを科さないことを認めたということだ。

 ホンダはこの決定を踏まえてトークン使用に関する今後のエンジン計画を決めていくものと考えられている。

 WMSC会合では、今後はエンジン交換によるペナルティは最大でもグリッド最後尾への降格に制限されることも決まった。これまでは予選順位が下位に終わりグリッド降格を消化しきれない場合には、決勝中にタイムペナルティを受けなければならなかったが、これが廃止されて規則が単純化された。

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