プレスインフォメーション\t2011年9月09日
ポルシェ モータースポーツ ニュースレター:8月
ポルシェAG(本社:ドイツ、シュトゥットガルト 社長:マティアス・ミューラー)の「モータースポーツニュースレター」では世界各地のポルシェ モータースポーツイベントに関する情報を定期的にお届けしております。
アメリカン・ル・マン・シリーズ(ALMS):ウォルフ・ヘンツラーとポルシェが15万人の大観衆を前に優勝
ALMSのボルチモア市街地コースの新ラウンドでポルシェがダブルビクトリー(9月3日):15万人の観客を前に、ワークスドライバーのウォルフ・ヘンツラーとアメリカ人チームメートであるブライアン・セラーズは、ALMS第7戦においてGTクラスでシーズン2勝目を挙げました。さらには、彼等が操るファルケンタイヤポルシェ911 GT3 RSRはもっとも効率の高いGTレースカーとして「ミシュラングリーンXチャレンジ」でも優勝を飾りました。この勝利の大きなきっかけを作ったのはヘンツラーで、2時間のレースの16周目にコーナー外側から見事なオーバーテークを決めました。一方、ディフェンディング・チャンピオンのイェルク・ベルクマイスター/パトリック・ロング組のフライングリザードモータースポーツ911 GT3 RSRはドライブシャフト破損のトラブルに見舞われ、11位に終わっています。
ADAC GTマスターズ:初のオーストリア戦でポルシェが圧勝
レッドブル・リンク初開催のADAC GTマスターズがポルシェMRS PZアシャフェンブルクチームにとって記念すべき日となる:スタートを決め、ミスのないドライビング、そして予定のピットストップで、クリスチャン・エンゲルハート/ノルベルト・ジードラー組がポルシェ911 GT3 Rを駆り、初のレース(8月13日)で優勝を飾りました。6番グリッドからのスタートだったにもかかわらず、エンゲルハートは1周目の終りにはすでにトップに躍り出ていました。20分後には雨雲が広がりますが、激しい雨が降り出す前に彼はピットに入り、これが大きなアドバンテージとなりました。ノルベルト・ジードラーがクルマを受け取り、後続に20秒差をつけて優勝しました。このコンビは、日曜日のレース(8月14日)では9位となっています。
ポルシェ911 GT3 R:よりパワフルに、よりドライブしやすく
より力強く、より速く、よりドライブしやすくなった911GT3R:11月から、2012年モデルのポルシェ911 GT3 Rが世界各地のモータースポーツのカスタマーに納車されます。6気筒4リッターエンジンの最高出力は20 PS増の500 PS(368 kW)となっています。ステアリングホイールに備わるシフトパドルを使って、ギアシフトがより迅速かつ簡単になりました。電子制御トランスミッションにはオートスロットルブリップコントロールが備わり、シフトミスやエンジンのオーバーレブをほぼ完全に防ぎます。先代モデル同様、トラクションコントロールとレーシングABSで、さらに安全性が高められています。
インターナショナルGTオープン: ジァンルカ・ローダとファビオ・バビーニがタイトルに向けて躍進
オーストリアのレッドブル・リンクでの第9戦と10戦(8月27日/28日)の後、ジァンルカ・ローダ/ファビオ・バビーニのイタリア人コンビはGT3レースカーで争われるGTSクラスのドライバー部門でトップと7ポイント差の2位と追い上げています。アウトールランド・スポーツ911 GT3 Rを操るこのコンビは常にトップグループを射程圏内に置き、日曜日のレースでは2位の成績を挙げました。また、アウトールランドは最上位の「スーパーGT」クラスでも活躍、アルバロ・バルバ/アンドレア・チェッカト組が911 GT3 RSRで勝利を手にしています。
ブランパン耐久シリーズ:ポルシェ トリオがフィナーレでのタイトルへのわずかな望みをつなぐ
フランスのマニクールで開催された3時間のレース(8月29日)で2位に入賞し、ジァンルカ・ローダ/ラッファエーレ・ジァンマリア/パオロ・ルベルティ組はアウトールランド・スポーツ911 GT3 Rでタイトルへのわずかな望みをつなぎました。この3名のイタリア人ドライバーは、ベルギー人のグレッグ・フランキに続く2位でシルバーストーンでの第5戦および最終戦(10月9日)に臨みます。
グランダムGT:アンドリュー・デイヴィス/リー・キーン組が追う立場で最終戦に臨む
ブルモスのポルシェ ドライバーであるアンドリュー・デイヴィス/リー・キーン組は、現在トップのシボレーチームをわずか3ポイント差で追う立場で、米国レキシントンにあるミッドオハイオ・スポーツカーコースで開催されるグランダムGT最終戦(9月17日)に臨みます。ワトキンズ・グレンの第10戦(8月13日)で7位という結果に終わったため、彼らはポイントリーダーの座を譲りましたが、モントリオールの第11戦(8月20日)では5位に入り、トップとの差を詰めています。
フランスGTチャンピオンシップ:ベルトワーズ/パスクワーリ組がラストスパートでわずかに勝る
プロGTバイ・アルメラのポルシェ911 GT3 Rを駆るアンソニー・ベルトワーズ/ローラン・パスクワーリ組は、アルビで開催された最後のレースウイークエンドまであと1回となった週末(9月3日/4日)のレースで優勝と6位という成績を挙げ、ポール・リカール・サーキットの最終戦(10月29日/30日)にポイントリーダーとして参戦します。
スーパーGT(日本):ハンコックポルシェが激戦の末2位に入賞
鈴鹿での雨の第5戦(8月21日)では、影山正美/藤井誠暢が駆るハンコックポルシェ911 GT3 Rが2位に入賞しました。終盤では、影山はライバルの佐々木孝太と息をもつかせぬ一騎打ちを展開、勝負は超高速「130R」で決しました。2台は並んでコーナーに飛び込みましたが、影山がわずかにコースアウトしたのです。3戦を残した現在、ハンコックポルシェはGT300クラスで3位につけています。
ポルシェ・モービル1・スーパーカップ: 3台が絡むチャンピオンシップ争い
ベルギーにある伝統のスパでF1のサポートレースとして開催されたポルシェ・モービル1・スーパーカップ第8戦(8月28日)では、ポーランドのクーバ・ギアマツィアクがヴェルヴァ・レーシングのポルシェ 911 GT3カップで2連勝、チャンピオンシップのランキング3位に浮上しました。ディフェンディング・チャンピオンのレネ・ラストは2位に入り、ショーン・エドワーズからポイントリーダーの座を奪いました。エドワーズ/ギアマツィアク組は、ラストとのわずか11ポイント差でモンツァとドバイの残り2戦に挑みます。
カレラカップ アジア: アレクサンドレ・インペラトーリが2勝を挙げ首位に返り咲く
7月初旬、スイス人ドライバーのアレクサンドレ・インペラトーリは中国のオルドス戦でロドルフォ・アビラにチャンピオンシップトップの座を明け渡しました。8月最後の週末、スターチェイスのインペラトーリは第7戦および第8戦の両方を制し、再びトップの座に返り咲きました。日本の澤 圭太が2戦とも2位、ダリル欧陽が2戦とも3位という結果でした。アビラは2戦とも4位で、総合2位となっています。
カレラカップ ドイツ: 2名のイギリス人ドライバーがシーズン最終ストレートでタイトル争い
9月18日にモートルシュポルト・アリーナ・オッシャースレーベンで開催される第8戦および最後から2戦となる第9戦で、ポイントリーダーのニック・タンディと、それを追うショーン・エドワーズの2名のイギリス人ドライバーが熾烈なタイトル争いを展開します。タンディは、この1周3.667 kmのサーキットに期待を寄せています。2010年、26才のタンディはポールポジションを獲得しただけでなく、最速ラップを記録し、スタートからフィニッシュまでトップを守りレースを完全に支配しました。また、同じくイギリス人のショーン・エドワーズは、わずか0.4秒差で4位となり、惜しくも表彰台を逃しました。
カレラカップ イギリス: マイケル・メドーズがノックヒルでポイントリーダーに
ノックヒルのレース(9月4日)は、まず雨、レッドフラッグ、そしてフィニッシュ前7分の決定的な周回と、予選から白熱した展開になりました。第12戦では、マイケル・メドーズ(SAS/レッドライン)がポールポジションからユアン・ハンキーを退けましたが、これはスティーブン・ジェリーからポイントリーダーの座を奪うのに十分でした。次のレースでは、ユアン・ハンキー(パーカー・ウイズ・ジュータ)が電光石火のスタートで勝利を飾りました。メドーズは2位でフィニッシュ、前戦で獲得したチャンピオンシップのリードを広げています。
カレラカップ スカンジナビア:ロビン・ルドホルムがカルルスクーガ2勝でリード
わずか4戦を残し、チャンピオンシップ争いが熾烈を極めてきました。ロビン・ルドホルムは、カルルスクーガの第4戦および第5戦(9月13日/14日)で勝利を重ね、最強のライバルであるヨハン・クリストファーソンからポイントリーダーの座を奪いました。クリストファーソンは、4位と2位でフィニッシュしています。次のレース:クヌストループ(9月10日/11日)。
GT3カップチャレンジ ブラジル:コンスタンティーノ・ジュニオールがチャンピオンシップランキングトップを防衛
クリチバ・サーキットの第8戦および第9戦(8月20日/21日)とも2位を獲得したコンスタンティーノ・ジュニオールが、GT3カップチャレンジ ブラジルでのチャンピオンシップトップの座を守りました。優勝したのは、それぞれリカルド・バプティスタとクレメンテ・ルナルディでした。グイ・アフォンソが2010年スペック911 GT3カップレースカーのチャレンジで優勝しています。ポイントリーダーはシルヴィオ・デ・バロスです。
ヨコハマIMSA GT3カップチャレンジ:フェルナンド・ペーニャが勝利、ライバル達はリタイヤ
ポールポジションのフェルナンド・ペーニャがオートメトリクス・モータースポーツ/カラーズIncの911 GT3カップで初めてプラチナクラス優勝を飾り、総合3位を確保した一方、ポイントリーダーのエンリケ・シスネーロスとそれを追うティム・マッケンジーは12コーナーで激しく衝突、リタイヤという結果に終わっています。ゴールドクラスでは、15歳のマディソン・スノーがシーズン4勝目でトップの座をより確かなものにしています。
レースノート: 9月4日にフィリップアイランドで開催されたオーストラリアンGTチャレンジの第5戦(全7戦)の両ラウンドにおいて、ジョン・モデスタ/ジョニー・レイド組は、プロサーブポルシェ911 GT3カップでポールポジション獲得、そして優勝。ポルシェのドライバーであるピーター・ボイランがポイントリードを維持。+++ モーガンパークで開催されたジム・リチャーズ耐久トロフィーの最終第3戦(8月14日)で、ロジャー・ラーゴ(ファルコン・プロパティ・グループ)がGT3カップチャレンジ オーストラリアでは初となる賞を獲得。この週末の3戦は、マシュー・キングスレー(アクション・タイヤ&モア)が勝利。+++
