プレスインフォメーション\t2012年3月12日

モータースポーツの若手養成プログラム

ポルシェ ジュニアの新たなメンバーが決定

 ポルシェAG(本社:ドイツ、シュトゥットガルト 社長:マティアス・ミューラー)は、オーストリアのクラウス・バハラー(20)とデンマークのミカエル・クリステンセン(21)をモータースポーツの若手育成プログラムである「ポルシェ ジュニア」へ迎えるいれることを決定いたしました。この才能に恵まれた2人の若者達は、すでにカートおよびさまざまなフォーミュラレーシングシリーズで評価の高い成功の数々を収めており、2012年シーズンのポルシェ カレラカップドイツに参戦します。

 ポルシェは、カレラカップドイツ参戦に関わる費用のほぼすべてをサポートし、サーキット外でのトレーニングも行います。

 2段階の選択過程で、バハラーとクリステンセンは世界中から集まった他の若手ドライバー全員を退けました。選考ではエンジニア達との意思疎通、サーキットでの模擬予選周回およびレース全体を通した安定したタイム同様、身体能力、精神的な強さおよびテクニカルな知識などの要素も重視されました。

「私達は、2名のジュニアの選考の結論を出すために、ゆっくりと時間をかけました。最終選考に残った6名は、全員が非常に有望でした」とポルシェのモータースポーツ部門のトップであるハルトムート・クリステンは話しています。「クラウス・バハラーとミカエル・クリステンセンの両者とも、スポーツカーシーンでしっかりとした足場を築くために必要な技術を有しています。私達の現在のポルシェ ワークスドライバー達は、カレラカップが世界的なプロフェッショナルになるための優れた訓練の場であることを証明しています。

 この2名のポルシェ ジュニア達は、カレラカップドイツでは所属チームを自ら選択し、4月28日のホッケンハイム戦で開幕するシーズンへの準備を進めます。この2名のコーチには、サシャ・マーセンが就任します。ドイツ出身のマーセンは、才能の発掘、コーチおよびドライビングインストラクターとして豊富な経験を誇っています。また、自身もポルシェのワークスドライバーとしてスポーツプロトタイプおよびGTレースカーを操り、アメリカン・ル・マン・シリーズで3勝、およびル・マン24時間レースではクラス優勝という実績を挙げています。

 クラウス・バハラーは、シュピールベルクにあるレッドブル・リンクからわずか25 kmしか離れていないウンツマルクトの出身です。9歳からカートでキャリアを積み、2007年にFormula Listaに移行してからは、ジュニアクラスで5回の優勝およびタイトルを獲得するなど、優れた戦績を残しています。2009年には10回の表彰台と2回の優勝により、ドイツのADACフォーミュラマスターで準優勝の栄誉に輝きました。昨シーズンは、ドイツATSフォーミュラ3カップで2回の優勝を飾り、総合3位に入賞しています。

「ポルシェと仕事ができるのは、僕にとって大きなチャンスです」とクラウス・バハラーが喜びを語ります。「GTスポーツカーは僕にとってはまったく新たな領域です。しかし、選考プロセスでのテストドライブでは、車両に慣れるのに時間はかかりませんでした。今からポルシェ、コーチのサシャ・マーセンおよび自分のチームから学ぶのを楽しみにしています。これ以上のプログラムは考えられません」。

 ミカエル・クリステンセンはコペンハーゲン近郊のカールスランド在住で、カートにおいてはすでに世界的なドライバーです。2004年にデンマークのジュニアチャンピオンとなり、2005年にはタイトル防衛に成功しました。さらに、スカンジナビアおよびヨーロッパチャンピオンも獲得しています。1年後には、フォーミュラAでドイツチャンピオンおよび世界準チャンピオンとなっています。また、彼は著名なマカオカートグランプリでの優勝経験もあります。2007年にはドイツチャンピオンのタイトルおよびデンマークチャンピオンを獲得したほか、ヨーロッパチャンピオンシップでは3位に入賞しました。2008年および2009年にはフォーミュラBMWヨーロッパで6位および4位の戦績を挙げています。クリステンセンは、最近の2シーズンはGP3に参戦しています。2011年には表彰台に2回上り、チャンピオンシップ11位となっています。

「ポルシェが僕を選び、信じてくれたことに大きな誇りを感じます。すべてのドライバーが同じ車両で戦い、同じチャンスがあるカレラカップに参戦するのをとても楽しみにしています」とクリステンセンが述べています。「特に、サーキット内外でポルシェから学べるさまざまなことを考えると、これまでの僕のキャリアの中で、もっともエキサイティングな年になることは間違いありません」。

 資金面でのサポート以外にも、両名は世界的な成功を収めているポルシェのワークスドライバーと同様のサポートも受けます。このプログラムには、常にアップデートされるトレーニング計画とフィジカルチェック、メディア対応のコーチングおよびスポンサーに対する活動義務も含まれます。

 1997年以来、ポルシェはモータースポーツの世界で才能ある若手を積極的にサポートしています。今日、ポルシェのワークスドライバーとして活躍しているティモ・ベルンハルト、マルク・リーブおよびパトリック・ロングは、ポルシェ ジュニアとしてトレーニングを受けました。近年では、2011年にマルコ・ホルツァーがポルシェ ジュニアからワークスドライバーに昇格しています。この奨学金制度が輩出した著名なレーサーには、ディルク・ミュラー、ルーカス・ルールおよびマイク・ロッケンフェラーなどがいます。

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