マクラーレンは16日、メルセデスベンツと2015年までに渡る長期間の契約を発表した。マクラーレンは、「この契約は両者の長期間に渡る関係が継続するものである」としているが、一方でマクラーレンはダイムラーAGが保有する株式を40%買い戻すとしている。

 今回マクラーレンから発表されたリリースによれば、1995年以来、F1で蜜月関係にいたマクラーレンとメルセデスベンツは今後、2015年まではエンジン・テクノロジーサプライヤーとして関係を続けるとともに、ボーダフォン・マクラーレン・メルセデスとしてシルバー地にレッドのカラーリングは維持していくという。

 しかし一方で、マクラーレンはダイムラーAGが所有する株式の40%を今後2011年までに買い戻すことを発表。また、マクラーレンは今後F1関連のビジネスに集中していくことも同時に発表されている。

「これはマクラーレン、そしてメルセデスにとってウイン-ウインの契約だ」と語るのはマクラーレンのエグゼクティブチェアマンを務めるロン・デニス。

「私は常々、21世紀のF1で生き残るためには、チームはこれまでのチーム以上のものにならなければいけないと主張してきた。今回、我々はメルセデスベンツがエンジンサプライヤーとして2015年まで契約してくれたことを非常に喜んでいる」

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