マノー・マルシャは、来季のチームプリンシパルに関してアレクサンダー・ブルツと交渉したことは認めたが、まだ誰にもオファーはしていないと主張している。

 来季からメルセデスのパワーユニットを搭載し、ウイリアムズともテクニカルパートナーシップを再開するなど2016年の大幅なパフォーマンス向上が期待されるマノーだが、最近のチームはテクニカルコンサルタントのボブ・ベル離脱を皮切りに、現スポーティングディレクターのグレーム・ロードンやチームプリンシパルのジョン・ブースも今シーズン限りで離脱。新たに、2009年の「ライ・ゲート」でしばらくF1から離れていた前マクラーレンのスポーティングディレクター、デイブ・ライアンをレーシングディレクターに起用するなど、トップマネジメントの大改革を実施している。

 それに関連し、ブラジルGPの週末には2度のル・マンウイナーで元F1ドライバーのブルツが、マノーF1のチームプリンシパルに就くのではないかとの推測が持ち上がった。

 マノーのチームオーナーであるステファン・フィッツパトリックは、ブルツと交渉を持ったことは認めたが、来季のマノー・メルセデスを率いる候補は他にも数名いると主張している。

「我々はチーム内でその役割について何人かの人々と話し合った」とフィッツパトリック。
「私はアレックスに数回会ったが、最近の噂をはっきりさせるためにも、我々はチームプリンシパルの役割をまだ誰にもオファーはしていない」

 ブルツは今週末にバーレーンで行われるWEC最終戦を最後にレーシングドライバーを引退するが、GPDA(グランプリ・ドライバーズ・アソシエーション)の会長職には引き続き留まる見込みだ。

 チームは、アメリカのビジネスマン、タボ・ヘルムンド率いる投資者グループによる買収交渉の事実も明らかになっている。

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