メルセデスは、モナコGPに「モンキーシート」を投入してきた。モンキーシートは数年前から導入されているアイデアで、空力レギュレーション変更によって失ったダウンフォースを取り戻すため、多くのチームが採用している。

 今季も開幕戦から使用しているチームがある一方で、メルセデスがモンキーシートを実戦投入したのは今季モナコGPが初めてだった。市街地サーキットのモナコは、低速コーナーでのトラクションが重要。そのためにダウンフォースは最大レベルが求められるわけだが、モンキーシートはドラッグ低減効果もあり、効率の良いパーツだ。

 しかも、モンキーシート自体がアップデートされていた。メルセデスは昨年モナコやシンガポールなどの低速サーキットでモンキーシートを使用。昨年型は翼端板が支柱を兼ねていたが、今年はアッパーフラップがリヤウイングのセンターピラーに接続する形で装着されている(写真:赤い矢印の部分)。エキゾースト周辺の空気の流れを乱すことなく後方へ送り、結果的に空気抵抗を軽減してダウンフォースを稼ぐ狙いがあると思われる。

 ちなみにモンキーシートはメルセデスのほか、トップチームではレッドブル、ウイリアムズ、フェラーリが使っているが、いまだマクラーレンは採用していない。モンキーシートを使わずとも必要なダウンフォースを得られているのか、まだ細部の開発を詰める段階にないと判断すべきか、現時点では不明だ。

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