メルセデスGPは、今自分たちのパフォーマンスがライバルたちより劣っているのは承知しているが、開幕戦までには態勢を整えられると自信を見せた。

 メルセデスの新車W02は、ここまでの3回のテストでは、レッドブルやフェラーリからは後れをとっているように見える。チームプリンシパルのロス・ブラウンは、現時点では自分たちはトップから1秒遅いと認めた。

「我々は理想としているトップのポジションから約1秒遅れている。したがってアップグレードによって1秒縮めなければならないが、それは可能だと考えている」とブラウンはBBC 5 liveにおいて述べた。
「しかし他のチームが何をしているのかは知りようがない。我々は自分たちのプランを立てており、それが正しいかどうかはメルボルンで分かるだろう」

 ブラウンは、ベネトン、フェラーリ、ブラウンGPで成功を収めてきただけに、今の状況が困難に感じるが、新たな成功を収めるため、より一層モチベーションを感じているとも語っている。

 CEOのニック・フライは、メルセデスの問題点を明らかにし、チームは冷静に取り組んでいると主張した。

「今のところ、我々がコース上で見てきたパフォーマンスは理想ほどよくはない」とフライはロイターに対して語った。
「それにはふたつ大きな理由があると私は考えている」

「ひとつは、マシンにクーリングの問題があり、最適ではないクーリングパッケージと空力パッケージを走らせてきたことだ。それによって(ラップ)タイムが大幅に失われた」
「ふたつめは、我々は(テストには)、最初は我々にとってのベーシックカーを走らせ、開幕戦に大きなアップグレードをするという、少し変わった戦略をとったことだ。そのため我々が最速ではないだろうことは分かっていた」

「しかし我々はパニックになってはいない。我々にはプランがあり、それに従って作業を進めている。オーストラリアまでには調子を整えることができるだろう」

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