メルセデスは、今季ミハエル・シューマッハーに多くの信頼性の問題が発生している今の状況を改善することがチームにとっての最優先事項だと述べた。
今シーズンのメルセデスは好調で、ニコ・ロズベルグは優勝を獲得、シューマッハーも予選で何度か上位タイムを出している。モナコGPでは、ペナルティでグリッドを降格されたものの、予選トップタイムをマークした。
しかしシューマッハーはこの7戦中5戦でリタイアしており、2ポイントしか獲得できていない。
これまでギヤボックストラブル、ピットストップの際のホイールのトラブル、DRSのトラブル、燃圧の問題に見舞われてきたシューマッハーは、カナダ決勝でもDRSに問題が発生し、リタイアせざるを得なくなった。
ロズベルグは今季グランプリで全ラップを走行し、67ポイントを稼ぎ、ランキング5位に位置している。メルセデスのチームプリンシパル、ロス・ブラウンは、なぜシューマッハーにこれほどトラブルが発生するのか分からないと述べている。
「マシンは2台とも、全く同じプロセスに従って、全く同じ基準の下でデザインされ、製造されている」とブラウンはBild Zeitungに対してコメントしている。
「我々は常に、信頼性の問題をゼロにすることを目指している。しかし今のところ、それを達成できていない。それが我々の選手権のポジションにおいてマイナスになり、決勝のチャンスが奪われている。この問題を解決することが、我々にとって最優先事項だ」
「問題の原因を完全に理解し、確実でシステマチックなやり方でそれに対処しなければならない」
「チーム全員がそれに関する責任を非常に強く自覚しており、我々が経験している問題は、注意不足や努力不足によるものではない」
「解決できるはずだ。ニコは今年のレースのすべてのラップを走りきっているのだし、このチームは昔から非常に優れた信頼性を示してきた。現在の問題を解決するため、制御された論理的なアプローチで、全力で無休で取り組んでいかなければならない」
トラブルが続くことでシューマッハーが来季チームを離脱することを考えるのではないかと聞かれたブラウンはそれを否定した。
「これまでミハエルと付き合ってきた経験からいって、彼は難しい時期に直面するとそれを乗り越えるためにより一層チームに貢献する。我々はミハエルのために完全に信頼性のある、パーフェクトなマシンを作るため、ベストを尽くす」
