ロータスは、インドGPにおけるピレリのラップ推奨値があまりに慎重すぎたと考えている。
タイヤサプライヤーのピレリは、ロングストレートと中高速コーナーが特徴のブッダ・インターナショナル・サーキットに今年はソフトとミディアムの2種類のコンパウンドを持ち込んだが、ソフトタイヤは早くからブリスターが発生するなど事実上の予選タイヤと化し、決勝はミディアムタイヤが戦略上大きな役割を果たすことになった。
ピレリは当初、ソフトタイヤが15周、ミディアムタイヤは35周ほど走行可能とし、2〜3回のピットストップを予測していた。しかし、実際のレースでは、ロータスのロメイン・グロージャンがミディアムタイヤで47周を走り、17番手スタートからワンストップを決めて3位表彰台を獲得。チームメイトのキミ・ライコネンも、結果的には2ストップになったものの、ミディアムで最多の50周以上を走りきっている。
ロータスのヘッド・オブ・トラックサイド・オペレーションズ、アラン・パーマンは、レース前にピレリの推奨する周回を上回っても問題がないか、FIAに相談したことを明らかにしている。
「今朝、チャーリー(・ホワイティング)と話したよ。念のため、彼が問題ないかを確認するためにね。彼は絶対にそうだったよ」とパーマン。
「(ピレリの)推奨のどおりにいきそうになかった。我々は非常に快適だったし、安全性に関する問題もまったくなかった」
ロータスのボス、エリック・ブーリエはパーマンが正しかったとし、テクニカルスタッフを完全に指示すると述べた。
「我々は、ピレリが間違っていたことを示すことができて満足しているよ」
一方、ピレリのモータースポーツディレクターを務めるポール・ヘンベリーは、レース後のプレスリリースでロータスやフォース・インディアを含む数チームがピレリの推奨に反したとして不満を表明した。
「我々の推奨に反して、我々のアドバイスよりも長くコンパウンドを使用していたチームが見られたことは残念だった」
