SUPER GT 第7戦 IN KYUSHU 300km
レースレポート
9月30日(日) オートポリス 天気:雨

◇パラパラと小雨が降り、不安定な天候が続くオートポリス。朝のフリー走行はレインコンディションで開始されたが、濃霧のため中断されそのまま終了。11時から再度走行時間が設けられたが、これも同様にキャンセルとなり、そのままレーススタート進行を迎えることに。

 14時00分にローリングスタートで65周回のレースが開始。11番グリッドからスタートのEPSON NAKAJIMA RACINGのスタート担当ドライバーは道上 龍。道上はセーフティーカースタートをうまくこなし、前を行くマシンを追いかけていく。3周目にエンジン交換のためのペナルティストップ15秒を消化し、コースに復帰。ペースを上げながら周回を重ねていく。12周目に他のマシンのコースアウトによりセーフティーカーが導入される。17周目にレースが再開され、すぐに1台をパス、ここから怒涛の追い上げを開始。20周目には10番手にまで順位を上げる。その後もハイペースで追走を続け、30周を迎える頃には3番手に。さらにトップまでに上りつめ、42周目にタイヤ交換なしのドライバーチェンジを行い、中山 友貴にバトンを渡す。その中山は44周目に300クラスのマシンと接触、2位に順位を落とす。60周目に1コーナーで2位のマシンを交わして、トップを奪い返し、そのままチェッカーを受けたいところだったが、あと1周というところで2位のマシンにパスされてしまう。終盤で悔しい結果となったが、今季初ポイント獲得となる2位でチェッカーを受けた。
EPSON NAKAJIMA RACING

SUPER GT 第7戦 IN KYUSHU 300km
レースレポート

9月30日(日) オートポリス 天気:雨

◇パラパラと小雨が降り、不安定な天候が続くオートポリス。朝のフリー走行はレインコンディションで開始されたが、濃霧のため中断されそのまま終了。11時から再度走行時間が設けられたが、これも同様にキャンセルとなり、そのままレーススタート進行を迎えることに。

 14時00分にローリングスタートで65周回のレースが開始。11番グリッドからスタートのEPSON NAKAJIMA RACINGのスタート担当ドライバーは道上 龍。道上はセーフティーカースタートをうまくこなし、前を行くマシンを追いかけていく。3周目にエンジン交換のためのペナルティストップ15秒を消化し、コースに復帰。ペースを上げながら周回を重ねていく。12周目に他のマシンのコースアウトによりセーフティーカーが導入される。17周目にレースが再開され、すぐに1台をパス、ここから怒涛の追い上げを開始。20周目には10番手にまで順位を上げる。その後もハイペースで追走を続け、30周を迎える頃には3番手に。さらにトップまでに上りつめ、42周目にタイヤ交換なしのドライバーチェンジを行い、中山 友貴にバトンを渡す。その中山は44周目に300クラスのマシンと接触、2位に順位を落とす。60周目に1コーナーで2位のマシンを交わして、トップを奪い返し、そのままチェッカーを受けたいところだったが、あと1周というところで2位のマシンにパスされてしまう。終盤で悔しい結果となったが、今季初ポイント獲得となる2位でチェッカーを受けた。

◇観客動員数:
9月 29日(土)予選 11,200人
9月 30日(日)決勝 21,100人

◇コメント
チームディレクター:藤井 一三
「最後の最後に抜かれてしまいました。しかし2位という結果は予選でのクラッシュ、走りにくいコンディション、エンジン交換によるペナルティなどを考慮すると上出来だと思います。これで満足せず、最終戦に臨みたいと思います。」

道上 龍
「11番手スタートからのレースでしたが、決勝も雨ということで追い上げることができました。エンジン交換をしたためにペナルティストップを強いられましたが、その後セーフティーカーも入り、タイム差が縮まったので非常にラッキーな展開でした。そこから猛プッシュでトップまで順位を上げて交代することができました。中山選手に交代してからはずっとトップをキープしていましたが、終盤にペースが落ちて2位になってしまいました。勝てるレースだっただけに非常に悔しいですが、今シーズン、ノーポイントが続いていたので初ポイントが表彰台ということで、嬉しいです。残すところ最終戦のみとなってしまいましたが、優勝目指して頑張ります」

中山 友貴
「道上選手が素晴らしい追い上げをし、スタッフもパーフェクトな作業をしてくれたのでギリギリでトップのままコースに戻ることができました。その後は24号車とのバトルで終盤に差し掛かるにつれて無交換のタイヤの摩耗が厳しくなってしまい、ペースが落ちてしまいました。ファイナルラップでは、何としてでも守り抜きたい気持ちで走りましたが、最終的に2位でゴールとなってしまいました。今シーズン初めてポイントを獲得できたことはよかったと思いますし、何よりマシンを完璧に直してくれたおかげでしっかりとレースをすることができました。本当に感謝しています。そして、スポンサーをはじめ応援してくれる方々のおかげでいいレースをすることができたと思います。この経験を活かして、さらにドライバーとして強くなれるように努力していきたいと思います」

中嶋 悟 総監督
「予選時のクラッシュで多くの方々にご心配をおかけ致しましたが、無事に今シーズン初の表彰台を獲得することができました。まずは、ここまで根気よく応援していただいたすべての方々に心から感謝し、御礼を申し上げます。あと一歩というところで残念な思いはありますが、これを弾みにまた頑張っていきたいと思います。残り一戦、全員の悔いが残らないようにすべてを出し切るレースをしたいと思います。次戦もよろしくお願い致します」

※次回のレースは10月27日・28日のもてぎラウンドとなります。

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