JAF Grand Prix FUJI SPRINT CUPのGT500クラス決勝レース2で優勝したRAYBRIG HSV-010の伊沢拓也とGT300決勝レース2で優勝した初音ミク グッドスマイル BMWの番場琢が、レースについて語った。

スーパーGT500決勝レース2　優勝
伊沢拓也（RAYBRIG HSV-010）
「素直に嬉しいというひと言に尽きると思います。チームを移籍してから、いい時は良かったんですが、今季はずっと成績を残すことができませんでしたからね。まだ国光さんに会っていないので、喜ぶ顔を見られた……とは言えないんですが（苦笑）、これからみんなで喜びたいと思います。今回のレースのポイントになったのはスタートだと思うんですが、その後のクルマのバランスもタイヤの状況もすべてが最高で、最初の周から最後まで毎周プッシュできる状態にありました。そこがすべてだと思いますね。逃げ切れる自信はありませんでしたが、本当に一生懸命走っていて、序盤柳田選手にBコーナーで並ばれてしまいましたが、あのタイミングで柳田選手が速いのは分かっていて、すごくクリーンにバトルすることができました。思いきり楽しめましたね。今年最後のレースで、今季のことがチャラになったとは言えませんが、1年間山本選手とやってきたことが実を結んだので、シーズンオフになってしまうのが逆に寂しいくらいです。来年に繋がるレースができたと思いますね」

スーパーGT300決勝レース2　優勝
番場琢（初音ミク グッドスマイル BMW）
「本当に嬉しいです。たくさんの個人スポンサーの皆さんのおかげで勝てたと思いますし、特別戦でこうして優勝することができて嬉しく思っています。昨日の予選では非常に微妙なコンディションだったので、僕はドライタイヤを選択したんですが、予想以上にコースの水の量が減らなくて、本来ならすぐピットに入ってタイヤを替えるべきだったんですが、そこを僕が選択してしまったので、絶対に今日は優勝してやろうと思っていました。ストレートスピードは僕たちのクルマにとっては得意なので、序盤バトルが激しい中、僕も左右当たっていたんですが、冷静にポイントを決めていこうと思っていました。イメージどおりにはできたと思いますね。今年は本当に最高の年で、谷口選手と一緒に組みすごくたくさんの事を教わったし、今日のレースについても谷口選手から車載の映像をもらったり、どう走ればいいのかアドバイスをもらい、しっかりイメージを作ってきました。今年はすごく充実した1年ですし、感謝しています」

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