2010年F1第5戦スペインGPの日曜決勝で、BMWザウバーの小林可夢偉は12位で完走、しかし1周目の接触さえなければ入賞できたとして悔しがっている。ペドロ・デ・ラ・ロサはリタイアした。

■BMWザウバーF1チーム
ペドロ・デ・ラ・ロサ 決勝リタイア
 どれだけがっかりしているか言い表せないぐらいだ。いいスタートをしたのにトロロッソにヒットされ、リヤタイヤがパンクした。ピットインしてタイヤ交換をしたけれど、バーストしたタイヤによってマシンがとても大きなダメージを受けた。なんとか走り続けようとしたが、マシンはドライブ不可能な状態だったので続ける意味がないと判断し、諦めざるを得なかった。

小林可夢偉 決勝12位
 スタートはうまく決まったけれど、ターン3でロバート(・クビカ)にヒットされた。僕は彼に十分なスペースを残しておいたと思っているけれど、彼はアンダーステアが出たのだと言っている。この時に順位を落とし、グラベルからコースに戻った時には15位になっていた。僕らのマシンがどれだけ改善されたかを考えると、この事故がなければ今日はポイントが獲れたはずだ。その後はもう1台のルノーのビタリー(・ペトロフ)にずっと引っかかってしまった。サーキット・デ・カタルニアではオーバーテイクするのは本当に難しいんだ。攻めたけれどうまくやれなかった。でも少なくとも今年初めてグランプリで完走することができた。

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