ザウバーの小林可夢偉は、カナダGP終了時の段階で6戦連続入賞を果たしているが、シーズン終わりまで入賞し続けられるだろうと自信を見せた。
ヨーロッパGP前の木曜記者会見で、可夢偉は昨年は予選でミスをしたが、今年はミスをせずいい予選を走り、レースを戦いたいと語った。
「去年は予選でミスをした」と可夢偉。
「今年は予選でベストを尽くすけれど、レースで最適な戦略を機能させるために努力する必要がある」
決勝に比べて予選で苦労することが多いが、予選が課題なのかと聞かれた可夢偉は、自分たちは決勝重視の戦略で戦っているのだと答えた。
予選がもっとよければ決勝が楽になるのではと聞かれ、可夢偉は「そう思う」と述べた上でこう続けた。
「僕らは常に予選でベストを尽くそうとしているけれど、今年のピレリタイヤではレースペースをコントロールすることがとても重要だ。だから僕らは予選より決勝を重視しているんだ」
今季可夢偉は開幕戦オーストラリア以外のすべてのレースで入賞しており、オーストラリアでも8位でフィニッシュしているが、後にマシンの規定違反で失格となった。現在6戦連続でポイントを獲得しているが、どこまで続けられると思うかとの問いに対し、可夢偉はこう答えた。
「分からないな。毎回ポイントを獲りたいと思っている。今のところメルボルン以外ではポイント獲得できている。僕らはとてもいい仕事をしている。チームはよくやっているし、シーズン終わりまで入賞できると自信を持っているよ」
