IZODインディカー・シリーズは第8戦を迎え、ロータス/KVレーシングの佐藤琢磨は、0.894マイルオーバルのアイオワに乗り込んだ。琢磨はプラクティス1を13番手で終え、順調なすべり出しをみせている。
第8戦アイオワ・スピードウェイ
天候:快晴
気温:摂氏27〜28度
プラクティス1:13番手
IZODインディカー・シリーズ第8戦は、アイオワ州デ・モイン郊外のアイオワ・スピードウェイで行なわれる。第5戦カンザスで始まったオーバル4連戦の最後のレースだ。
アイオワ・スピードウェイは全長が0.894マイルと今シーズンのインディカー・シリーズで最短の、いわゆるショート・オーバルだが、ロードコース用のウイングが使われるルールのため、大ダウンフォースを利しての高速接近戦が繰り広げられる。
ロータス/KVレーシングの佐藤琢磨は、これまでに全長1.5マイルのカンザスとテキサス、全長2.5マイルのインディアナポリスと、3つのオーバルコースを経験して来たが、そのいずれもが独特のキャラクターの持ち主だった。そして今回のアイオワも、今までの3コースとはまるで異なるキャラクター。新たな挑戦が今日またスタートした。
Q:今回はまた違ったタイプのオーバルに来ましたね。
琢磨:(コースに)まっすぐなところがない。今まで走って来たオーバルとはフィーリングが全然違いますね。オーバルに入ってから加速して行く感じも全然遅いし、ここは1/2コーナーと3/4コーナーでコーナーの特性が全然違うんですよね。テキサスやカンザスと比べても全然違う。アイオワの場合、今、3/4コーナーはかなり楽なんですけど、1/2コーナー側にはバンプが3つあるんですよ。1コーナーにひとつと、2コーナーにふたつあってね。それを乗り越える角度によって全然クルマの動きが違うんで、そこをもうちょっと勉強しないと怖いですね。
Q:1セッションで64周しました。走れた感じはありますか?
琢磨:そうですね。一応想定していた通りにプログラムをこなせたし、最初はバンクに慣れるようにと、クルマもかなり安全な方向にセットアップしてあって、徐々にスピードが出るようにしていったので、進歩は良かったと思います。
Q:初走行のセッションで13番手というのは、これまでのオーバルと比較しても良いポジションです。スムーズに来ているということですか?
琢磨:そういうところもありますけど、他のオーバルではみんなドラフティングを使っていて、それが大きなタイム差に繋がっていたところがあると思うんですよ。僕は練習走行だとドラフティングを使えていなくて、いつも20番手とか、それより下のこともありました。今回の場合、ウイングもロードコース用で大きいし、コンディション的にドラフティングがそれほど大きな影響をしていなかったと思います。これまで、僕のオーバルでの予選順位って11番前後だったでしょ? そういう意味では、今日のこの順位もいつもとだいたい同じなのかな? とも感じてます。ただ、まったくこれまでと特性の違うサーキットで、装着しているウイングも違うという中で、最初のセッションとしては凄く順調でした。
Q:じゃ、今回は予選でトップ10入りを狙えますか?
琢磨:いや、まだちょっと早いね(笑)。2回目のプラクティスセッションでみんなまたスピード・アップして来るだろうから。そのあたり、慎重に行きたいです。
