2010年からF1に新たなポイントシステムが導入されることになった。このシステムを今年に当てはめると、チャンピオン、ジェンソン・バトンは2位以下により大差をつけてチャンピオンを獲得したことになる。

 11日、FIAは、2010年F1にはグリッドが拡大し、13チームが参戦するため、新たなポイントシステムを導入することを発表した。来季はトップ10のドライバーに25-20-15-10-8-6-5-3-2-1の各ポイントが与えられる。これによってトップ3のドライバーはこれまでより大量のポイントを獲得できることになる。

 このシステムを2009年の結果に当てはめると、ランキングトップ4のドライバー順位に変更はなかったものの、6勝を挙げたバトンは、最後から3戦目の日本GPでタイトルを獲得し、最終的には2位のセバスチャン・ベッテルに40ポイントの差をつけて、実際より楽にチャンピオンになれたことになる(実際には11ポイントの差)。また、5位で49ポイントのルイス・ハミルトンは、シーズン終盤に2勝を挙げており、新システムにおいては124点を獲得することになる。

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