2015年F1第17戦メキシコGPの土曜フリー走行は、メルセデスAMGのニコ・ロズベルグがトップタイムをマークした。

 グランプリ2日目を迎えたエルマノス・ロドリゲスはこの日も引き続き曇り空に覆われたが、現地時間午前10時からの60分のフリー走行は終始ドライコンディションで行われた。

 10時ちょうどにセッションの幕が開けると各車最初はミディアムタイヤを履いてコースに向かい、周回ごとに徐々にペースをアップ。序盤はフェリペ・マッサ、ニコ・ヒュルケンベルグとトップが入れ替わり、それに続いたレッドブルのダニール・クビアトが開始20分に1分22秒台のタイムでトップにつけた。

 一方で今週末も上位争いが期待されるフェラーリ勢は、開始15分を前にキミ・ライコネンのマシンにトラブルが発生。パワーを失ったライコネンのSF15-Tはコース脇にマシンを止めたが、左リヤのエキソーズト付近からは白煙が上がり、わずかながら炎も確認された。

 その間コース上では、暫定トップのクビアトに続いてチームメイトのダニエル・リカルドがトップに浮上。セッションを折り返すが、各車がソフトタイヤのアタックに移ると、フェラーリのセバスチャン・ベッテルがいち早く1分21秒台に入れてトップに立った。

 しかし、そこからセッション後半のアタックが本格化すると、予想通りシルバーアローの2台が主役を演じ、まずは遅れてコースインしたルイス・ハミルトンがミディアムタイヤでベッテルのタイムを更新。その後、ソフトタイヤを履いた2台は終盤にロズベルグが相次いでトップタイムを塗り替え、残り数分のタイミングで1分21秒083をマーク。ロズベルグが首位、ハミルトンも100分の1秒差で2番手につけ、最後のフリー走行を1-2で締めくくった。

 3番手は得意のセクター3でタイムを稼いだレッドブルのダニエル・リカルドがフェラーリのベッテルをコンマ1秒上回ってトップ3を形成。レッドブルはもう一台のダニール・クビアトも5番手につけた。
 地元の英雄セルジオ・ペレスがクビアトからコンマ1秒差で6番手につけ、ウイリアムズ勢やトロロッソのカルロス・サインツJr.、チームメイトのニコ・ヒュルケンベルグの前に立っている。

 期待のマクラーレン・ホンダはフェルナンド・アロンソが26周を重ねて15番手につけたが、もう一台のジェンソン・バトンはマシントラブルでわずか4周しか走れず順位は最下位。また、序盤にトラブルでストップしたフェラーリのライコネンもコース復帰は叶わず、最後のフリー走行を17番手で終えている。

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