日曜日のハンガロリンクは、金曜日から土曜日の30℃を超える猛暑から一転、北西からの風が肌寒く感じるほど涼しい天候となっている。現地時間の午前11時現在、気温19℃、路面温度29℃。土曜日のフリー走行3回目開始時より気温は10℃以上、路面温度は15℃以上も低いコンディションだ。

 ピレリのマリオ・イゾラ レーシングマネージャーは「土曜日までのコンディションなら、計算上は3回ストップのほうが、2回ストップよりもレースディスタンスで約2秒速いというシミュレーションだった。だが、涼しいコンディションではソフトタイヤのデグラデーションがほとんどないので、渋滞にはまるリスクを考慮すれば2回ストップが順当な作戦となるだろう」と予測。「路面温度が30℃台なら、タイヤ的には1回ストップでも全然問題ない」とも語っている。

 変わったのは空模様だけではない。昨夜、雷雨に見舞われて激しい雨が路面に叩きつけたため、コースはラバーグリップがとれた状態となっている。そのため「路面温度が低くなってタイヤには優しいコンディションになったものの、土曜日までのタイヤに関するデータがリセットされてレース戦略が読みづらくなった」と言う関係者もいる。

 予選でストップして15位に終わったアロンソは、予選前にMGU-Kを新しいものに交換。アロンソは金曜日すでに4基目のMGU-Kを投入していたが、この5基目がペナルティなしで使用できる「ジョーカー」扱いとなっている。

 いまのところ曇り空だが、午後に向けて青空が広がる模様。「雨が降ったとしても午前中。午後は降らない」と地元の天気予報は伝えている。ただし風向きは前日までと真逆になっており、メインストレートで向かい風。これで悩むチームが出てくるかもしれない。

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