August 26 2012, RACE
GoPro Indy Grand Prix of Sonoma

ダリオ・フランキッティが6番手から3位フィニッシュで表彰台へ
シモン・パジェノーが7位で2012年のルーキー・オブ・ザ・イヤー獲得
佐藤琢磨はスタート後2ラップ目にトラブルで無念のリタイア

2012年8月26日(日)・決勝
会場:ソノマ・レースウェイ
天候:快晴
気温:21~22℃

 2012年のIZODインディカー・シリーズも残すところ3戦と大詰めを迎え、チャンピオンシップをかけた戦いはますます熱を帯びています。ワインの産地として名高いカリフォルニア州ソノマにあるカーブの多いサーキットで、シリーズ第13戦は開催され、予選6番手で3列目のアウト側グリッドからスタートしたダリオ・フランキッティ(Chip Ganassi Racing)が3位フィニッシュで表彰台に上りました。全長2.385マイルのアップダウンに富んだコースで85周にわたって繰り広げられた激しいバトルで、フランキッティはその全行程でライバル勢と接近戦を続け、今シーズン3度目となるトップ3フィニッシュを達成しました。

 真っ青に晴れわたった空と肌寒さを感じるほど低い気温という、北カリフォルニアらしいコンディションのもとでレースはスタート。オーバーテイクのチャンスが増えるようにと改修されたコースのレースは、昨年までよりも距離が10ラップ長くなり、最低でも3回のピットストップを誰もが行わなければならないため、ピットストップでの順位変動の可能性も増やされた戦いとなりました。いくつかの接触や、それによるスピンも発生する中、このところ2戦続けて出されていなかったフルコース・コーションは、今回も1度だけしか出されませんでした。ハイスピードのドッグファイトは、集まった大勢のファンを湧かせました。

 佐藤琢磨(Rahal Letterman Lanigan Racing)は、26番グリッドからスタートしましたが、2周目にしてトラブルが発生し、リタイア。ポイント4位で今週末のレースを迎えていたスコット・ディクソン(Chip Ganassi Racing)は、スタート直後の1周目に接触してスピンを喫し、15番手まで大きく後退し、13位でゴールしました。Schmidt Hamilton Motorsportsから出場するシモン・パジェノーは、今日のレースで7位フィニッシュし、今シーズンのルーキー・オブ・ザ・イヤー獲得を決定づけました。

 なお、優勝したのは予選2番手だったライアン・ブリスコー(Team Penske/シボレー)でした。最後のピットタイミングのよさをアドバンテージに変えたことが勝因となりました。

 残るはメリーランド州ボルチモアと、カリフォルニア州フォンタナの2レース。ディクソンはポイント争いでトップから54点差の4番手につけており、逆転で3度目のタイトルを獲得する可能性を十分に残しています。

コメント
ダリオ・フランキッティ(3位)
「スタート直後の1周目にチームメートのスコット・ディクソンが誰かと接触してしまいました。チャンピオン争いのまっただ中にある彼にとっては非常に残念なことでした。今日のレースで、私たちはハードタイヤ装着でスタートする作戦を採用しましたが、そこでのペースは満足のいくものでした。しかし、今日はレースを通じて常に誰かしらに進路を塞がれていましたね。3回のピットストップでポジションを1つずつ落としたのも、戦いを厳しくしていました。私たちのマシンには、かなりのスピードがあったと思います。しかし、新しいコースレイアウトとなっても目の前を行くライバルたちをパスするのは難しいことでした。何のトラブルに巻き込まれることもなくゴールでき、3位で表彰台に上れた幸運を喜びたいと思います」

佐藤琢磨(27位)
「厳しい週末となりました。私たちのチームは一丸となってマシンセッティングの向上とスピードの獲得を目指していました。プラクティスや予選で走行を重ねることによって、私たちはマシンを確実に進歩させていきました。自分たちが目指す速さに到達するところまではいきませんでした。そして、残念なことにトラブルが出てレースは非常に短いものになってしまいました。決勝日の午前中のウオームアップセッションで、マシンをさらに向上させていただけに、このような結果となったのは残念で仕方ありません。ソノマでのレースは思い通りの戦いができませんでしたが、次戦ボルチモアを楽しみにしています。ストリートコースでの私たちは、競争力が高いという自負を持っているからです」

ロジャー・グリフィス│HPDテクニカル・ディレクター
「ダリオ・フランキッティとChip Ganassi Racingが粘り強い戦いを見せ、表彰台に上がりましたが、スコット・ディクソンが1周目に他車に接触され、大きくポジションを落としてしまったのは残念でした。久しぶりの勝利を飾ったライアン・ブリスコーをたたえたいと思います。そして、ルーキー・オブ・ザ・イヤーを獲得したシモン・パジェノー、彼を走らせるSchmidt Hamilton Motorsportsの安定した高いパフォーマンスをたたえます。ソノマでのレースを、私たちは考えていた通りのものとはできませんでした。そこで、ボルチモアとフォンタナで開催される残り2戦、私たちは両レースとも制する意気込みで臨みます。それ以外の結果は受け入れ難いとすら考えています。ストリートでも高速オーバルでも、私たちのエンジン、そしてチームは勝利を飾るだけの力を備えていると確信しています」

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