F1第8戦イギリスGPは、現地時間28日午前10時よりフリー走行1回目(FP1)が行われ、トロロッソのダニエル・リカルドがトップタイムをマークした。
イギリスGPの舞台となるのは、ロンドン北西の農村地帯に設けられシルバーストン・サーキット。半世紀以上もの伝統を持ち、2010年からの改修により現在の近代的なコースレイアウトとなった。
ピレリは今回のレースにミディアム(ホワイト)とハード(オレンジ)のタイヤを採用。また、通常のセットに加えて、金曜日のみ使用することのできるプロトタイプタイヤとして、スペインGPで供給したものと同様のハードコンパウンドタイヤを各マシンに2セットずつ供給している。
“ブリティシュウェザー”を象徴するかのように、FP1は終始雨の降るなかウェットコンディションで推移した。セッション開始時の気温は17度、路面温度も同じく17度を記録している。
シグナルがグリーンとなると、まずは各マシンともウェットタイヤを履いてインスタレーションラップを行った。ただ、その後は数台がコースへ出ていったものの、コース上の水量が多かったため、残り時間20分を切ってもタイム計測が行われない展開となる。
残り15分になると、ようやくリカルドが計測ラップに入り、まずは2分0秒029をマーク。その後もアタックを続け1分57秒台までタイムを伸ばす。
残り10分からは、上位勢を含め各マシンに動きが見られ始め、残り5分を前にタイム計測を始めるマシンも増えていく。フェルナンド・アロンソやニコ・ロズベルグは一旦コースに出たもののピットへ戻ってしまうが、ルイス・ハミルトンは計測ラップに入り、トップタイムをマークする。他の上位勢では、フェリペ・マッサも計測を行ったが、2分超と本格的なアタックとはならなかった。
セッションは、チェッカー直前に1分54秒249を記録したリカルドがトップでFP1は終了。2番手はザウバーのニコ・ヒュルケンベルグ、3番手はウイリアムズのパストール・マルドナドとなった。
上位勢ではハミルトンとマッサしか計測を行わず、それぞれ4番手、11番手のタイムをマーク。また、ロータスのキミ・ライコネンは一度も走行を行わずにセッションを終えた。
イギリスGPのフリー走行2回目は、現地時間14時(日本時間22時)より行われる。
