この週末、苦戦が続いたTOYOTA GAZOO Racing WRTは、前日総合11番手だったユホ・ハンニネン(トヨタ・ヤリスWRC)が順位をひとつ上げて総合10位でフィニッシュ。チームにポイントをもたらした。
前日マシントラブルからデイリタイアしたヤリ-マティ・ラトバラ(トヨタ・ヤリスWRC)は競技に復帰し、総合20位でフィニッシュ。また、ボーナスポイントが与えられるパワーステージのSS23で最速タイムをマークしてドライバーズランキングに5点を加算した。
シトロエン勢はステファン・ルフェーブル(シトロエンC3 WRC)の総合5位が最上位。エースドライバーのクリス・ミークに代わって出場したアンドレアス・ミケルセン(シトロエンC3 WRC)は総合9位で競技を終えた。
ポイントランキングでは3位表彰台に入ったオジエが160点でトップを死守。11点差の2番手でヌービルが続いている。オジエと48点差のランキング3番手はラトバラだ。
2017年のWRC第9戦は7月27~30日に行われるラリー・フィンランド。シリーズでもっともハイスピードなバトルが繰り広げられる1戦となる。
トヨタにとっては起用する全ドライバーの母国戦であり、チームにとっても拠点があることから特別な1戦と呼べる戦いだ。
