スペインで行われる第11戦ラリー・デ・エスパーニャまでは、WRCは約1カ月のインターバルに突入。2018年に向けたストーブリーグも本格的に動き出す。

 そのストーブリーグで中心的な存在となっているのが王者セバスチャン・オジエ(フォード・フィエスタWRC)。今シーズンはプライベーターのMスポーツから参戦しているが、来季もチームに残留するには技術支援を行っているフォードの関与強化、具体的にはワークス復帰が必要としており、それが実現しない場合はチームを移籍する可能性があると公言している。

 マトンは2018年のドライバーラインアップについて「決まっていることはない」と言及を避けたものの、「9月はドライバーの移籍などで忙しい月になる」と述べた。

「また、2018年に向けたマシン開発も忙しくなり始めるころだ。年間スケジュールが発表された時から、9月に時間的余裕があることは承知していた。(2018年に向けた)戦略を練る時間になる」

「我々の目標達成をサポートしてくれるドライバーと話をする。ただ、現時点で決まっていることは何もないよ」

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