投稿日: 2017.11.17 21:33
更新日: 2017.11.17 21:35
更新日: 2017.11.17 21:35
WRC:トヨタ、初日はトラブル発生も2台完走。マキネン「午後の走りはメカニックに支えられた」
AUTOSPORTweb
11月17日に競技初日が行われたWRC世界ラリー選手権の第13戦オーストラリア。このイベントに2台のトヨタ・ヤリスWRCを投入するTOYOTA GAZOO Racing WRTは、ヤリ-マティ・ラトバラが総合4番手、エサペッカ・ラッピが総合11番手につけた。
2017年シーズン最終戦となるラリー・オーストラリアはサービスパークが置かれるコフスハーバー北側のエリアが主な舞台。森林地帯で6SSが行われ、その後コフスハーバーの沿岸部で2台同時並走のスーパーSSが2SS行われた。
ラトバラはオープニングのSS1でインターコムにトラブルが出て、コドライバーとの通信が途絶。ペースノートの読み上げを聞けない状況での走行を強いられてしまう。
SS1を走り終えた後に予備パーツを使用したことで、通信は回復。しかし、このSS1でボディワークにダメージを抱えてしまい、午前中の走行を終えた時点では総合6番手となる。
しかし、メカニックが日中に設けられたサービスタイムでマシンを修復すると、ラトバラは本来の速さを取り戻しペースアップ。総合4番手までポジションを上げて初日を走り終えた。
チームメイトのラッピは午前のセクションでパワーステアリングにトラブルを抱えて出遅れたものの、サービスでメカニックが問題を解決。総合11番手で走行を終えている。
指揮を執るチーム代表のトミ・マキネンは「朝は2台に異なる問題が発生したが、午後は良い展開になったと思う」と語った。
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