悔しい結果に終わった WRC 最終戦オーストラリア

 11月16~19日に行われた2017年WRC第13戦(最終戦)オーストラリアで、クリス・ミーク/ポール・ナゲル組は、総合7位でラリーをフィニッシュしました。

 しかしその一方、ステファン・ルフェーブル/ギャビン・モロー組とクレイグ・ブリーン/スコット・マーティン組は、最終日に立て続けにリタイアを喫するという、予期せぬ幕切れを迎えてしまいました。

■ラリーオーストラリアの最終日となるデイ3、ラリーの拠点となるコフスハーバー地方を豪雨が襲いました。この日は、Pilbara Reverse(SS17/20)、Bucca(SS18)、Wedding Bells(SS19/21)といったスペシャルステージが設定され、SSの総走行距離は64.64kmでした。

■ルフェーブルはSS17、シトロエンC3 WRCの左リヤサスペンションとタイヤに大きなダメージを負ってフィニッシュしました。雨でぬかるんだ難しい状況でコーナーでアウト側に膨らみ、切り株にヒット。それはタイヤが外れてしまうほどの衝撃でした。車両のダメージが大きすぎたことから、ルフェーブルはこの時点でラリーの続行を諦めざるを得ませんでした。

■その数分後、モニターには、ブリーンのシトロエンC3 WRCがSS18で止まっていることが示されました。厳しいコンディションのなか、4位を維持するためにプッシュしたブリーンでしたが、コーナーで膨らみマシンが転倒。わずかの間に、シトロエン・トタル・アブダビWRTは続けてリタイアを記録することとなってしまいました。

■SS19までを終え、日中のサービスが行われる頃には、再び日差しが照り始めました。ラリー2規定で最終日を再スタートし、実戦コンディションでのテストと位置づけたクリス・ミークは、総合8番手につけていました。

■午前中の雨の影響で、主催者はPilbara Reverseの2回目の走行(SS20)をキャンセルすることを決断。残すは、2017年シーズン最後のSSとなるWedding Bells──パワーステージのみとなりました。

■ミークは、このSS21を5番手タイムでフィニッシュ。トヨタのヤリ‐マティ・ラトバラが劇的なリタイアを喫したことで順位をひとつ上げ、総合7位に浮上しラリーを終えることとなりました。

■2018年シーズンのWRC開幕戦は、伝統のラリーモンテカルロ。2018年1月25日~28日にかけて、フランス東南部の山岳路を舞台に開催されます。

クリス・ミーク/ポール・ナゲル

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