「マシンのデザインを強調するべく、カモフラージュ柄での走行を取りやめたのは正解だった」と語るのは、シトロエン・レーシングのイブ・マトン代表。

「多くのカスタマーたちが、このマシンに興味を示している。(ラリー・デュ・バールの)この3日間、実戦と変わらない距離を走行したことで、開発の方向性が正しかったことを確認できた」

「カスタマーたちに素晴らしい製品を届けられるよう、今後も開発を続けていく」

シトロエンC3 R5
シトロエンC3 R5

 今回、ステアリングを握った2017年のフランス・ラリー選手権王者であるヨアン・ボナートは「マシンは完成に近づきつつあり、ラリー・デュ・バールの路面に合わせた複数のセットアップを試すことができた」とコメントしている。

「セットアップの変更に、マシンは正しく反応してくれた。カスタマー向け車両として、これは極めて重要なことだよ」

「シトロエンが、このイベントでC3 R5を走らせると決断したことを素晴らしく思うし、今後のテスト走行がさらに待ち遠しくなった」

 シトロエンは今後、2018年上期の市場投入に向けてパフォーマンス面と信頼性に重点を置いたテストを実施し、FIAのホモロゲーション取得に臨むこととなる。

シトロエンC3 R5
シトロエンC3 R5
シトロエンC3 R5
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