■シトロエン・レーシング
●クレイグ・ブリーン(シトロエンC3 WRC)
「ここはWRCカレンダーのなかでも経験が少ないラリーなんだ。でも幸いなことに昨年からあまり変更点がないし、すでにほとんどのペースノートが手元にある」
「道幅が狭く難易度の高いステージで、流れるようなドライビングスタイルを採るのは決して簡単ではないから、必ずしも僕の好みのイベントというわけではない」
「それでも出走順は8番目という有利な順番だ。ここは掃除役がとても大変なイベントのひとつだからね。だから初日にこの出走順を大いに活用しようと思っている」
●マッズ・オストベルグ(シトロエンC3 WRC)

「このラリーは僕のお気に入りのひとつなんだ。僕はここではいつも速いからね。まず、内容が充実したペースノートが必要だ。そして、できるところではプッシュし、マシンが衝撃を受けるリスクがあるところでは守りに入るという、適切なバランスを見つける必要がある」
「ポルトガルでC3 WRCについて多くを学んだし、最後には充分に速いスピードを出すことができた。今週行われるイベント前の2日間のテストは、適切なペースを見出す役に立つだろう。特に僕は自分の有利な出走順をフルに活用しようと決めているからね」
■トヨタ

●ヤリ-マティ・ラトバラ(トヨタ・ヤリスWRC)
「サルディニアのラリーをいつも楽しんでいるよ。初めてサルディニア島のラリーに出場したのは2003年で、WRCが行われる前のラリー・コスタ・スメラルダ時代だった。路面はとても硬質な地盤の上に軟らかい砂の層があり、先頭走者としてSSを走る際は非常に滑りやすい路面に苦労させられる」
「また、道幅は狭いけど、正しいラインを通ればかなり速く走ることができる。前戦ラリー・ポルトガルでは2日間ミスをすることなく走り、自信を深めることができた。ヤリスWRCの運転をとても楽しむことができているから、ポジティブな気持ちでサルディニアに臨めるよ」
●オット・タナク(トヨタ・ヤリスWRC)

「昨年WRC初優勝を果たしたサルディニアは、僕にとって特別なラリーだ。今回も最上位のリザルトを期待しているし、きっと選手権の鍵を握る1戦となるだろう」
「前戦ポルトガルは望んでいた結果にならなかったから、今回はできるだけ多くのポイントを得ることが重要だ。ラリーに向けて可能な限りしっかり準備をするつもりだし、チームも本当に一生懸命仕事を進めている」
「クルマはアルゼンチンで非常に速く、ポルトガルでも良いフィーリングだった。パフォーマンスには心底満足しているから、その速さを結果に結びつけ、良い形でシーズンの前半戦を締めくくりたい」
●エサペッカ・ラッピ(トヨタ・ヤリスWRC)
「昨年は6本のSSでベストタイムを記録するなど、僕たちには速さがあった。それだけでなく、良い結果を残すこともできたから、今回のサルディニアをとても楽しみにしているよ」
「去年のサルディニア以降、多くのことを学んだし、クルマも大幅に進化した。ここ数戦はとてもリラックスして走れていて、ハードに攻める自信もついた」
「いまポイントランキング5位につけているから、金曜日のデイ2は早い出走順でSSを走ることになる。サルディニアは出走順の影響がとても大きいラリーだけど、前戦ポルトガルでは最後の2日間で早い出走順を経験したから、それほど心配はしていないよ」
