また3位には、同じくMotoGPのスズキ・ワークスでチームマネージャーを務めるダビデ・ブリーヴィオの兄弟で、同チームのコーディネーターを担当するロベルト・ブリーヴィオが入り、トップ4をフィエスタWRCで独占するリザルトとなった。

 続く5位には旧型WRカーを使用するクラスで首位に立ったモトクロス界の大スター、アントニオ・カイローリがステアリングを握ったヒュンダイi20 WRCが入りクラス優勝。

 亡きマルコ・シモンチェリに捧げる大会でもあるこのイベントで、モトクロスで9度のチャンピオン獲得経験を持つレジェンドが地元のファンを沸かせるドライビングを見せ、最終ステージでは並み居る現役WRカーのタイムを凌駕し、トップタイムのロッシに次ぐ2番手タイムを記録。ドクターから遅れることコンマ5秒という伝説的ライダーふたりの饗宴となった。

 総合6位には2017年大会でロッシに次ぐ2位となった元アウディのLMP1ドライバー、マルコ・ボナノミが続いた他、WTCC世界ツーリングカー選手権でインディペンデント・クラスに参戦した経験も持つイタリア人、ステファノ・ダステがシトロエンDS3 WRCで8位。

 R5クラスでは新型フォルクスワーゲン・ポロGTI R5を下した大ベテラン・ラリースト、ルカ・ロセッティのヒュンダイi20 R5が総合10位に食い込んでいる。

バレンティーノ・ロッシが年々向上するラリードライビングのスキルを見せつけ、後続に1分07秒2の大差をつけた
モトクロス界の大スター、アントニオ・カイローリが旧規定WRカーで見事なドライビングを披露し総合5位
これでロッシはモンツァ・ラリーショーの最多勝記録をさらに更新し、2勝差の単独首位となった

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