49歳のゴードン率いるこのチーム・スピードには、同じくスピードエナジー・フォーミュラ・オフロードに参戦するブレード・ヒルデブランド、コール・ポッツの2名も参加。ともに『ワイルドキャットXX』をドライブする。
ポッツは元バハ1000勝者のマックス・エディとペアを組み、ヒルデブランドはダカールの2輪部門でステージ優勝の経験を持ち、2016年にはゴードンのチームメイトを務めたシェルドン・クリードとのタッグで挑む。
クリードは長年オーバル・シリーズでのキャリアを築いており、2018年は北米のストックカーであるARCAレーシング・シリーズでタイトルを獲得。2019年はNASCARトラック・シリーズへの参戦も決まっている。
「ダカールラリーは、その歴史上で最も偉大で有名なアメリカ人コンペティター、ロビー・ゴードンの復帰参戦を歓迎し、とてもうれしく思っている」と語るのは、大会コーディネーターのハビエル・ガヴォリ。
「彼の積極的で攻撃的なドライビングスタイルと、優れたショーマンシップはダカールラリーにおける語り草でもあり、チーム・スピードは2019年大会で要注目チームの筆頭になるだろうね」
テキストロン社製のオフロードレーサー『ワイルドキャットXX』は、北米のオフロード・レーシング協会であるSCOREインターナショナルの認可を受けており、ダカールラリーではオープンクラスからのエントリーとなる。
ダカールラリー2019年大会は、年明け1月6日から17日にかけて全10ステージ、5541kmの勝負が幕を開ける。

