■Mスポーツ・フォード
●エルフィン・エバンス(フォード・フィエスタWRC)
「ウェールズ(ラリーGB)ではトップリザルトを狙える強力なペースを発揮できてよかった。スペインでもこのペースを維持したいし、それができると確信している。今年はいくつかやり残したことがあるように感じているから、ここからのファイナルイベントでは必ずいい結果を出したい」
「ラリー・スペインは、シーズン中、唯一のミックス・サーフェスのイベントで、グラベルステージでは場所によってテクニカルとなりえるし、ターマックの道はフルターマック仕様と変わらないコースだ」
「先週、ターマックの事前テストを行ったけど、フィーリングがよかったから、週末を楽しみにしているよ」
●テーム・スニネン(フォード・フィエスタWRC)
「先週末エルフィンと3日間の事前テストを行って、3つの異なるタイプのターマックを体験してきた。このマシンはターマックにもグラベルにも優れていることは分かっているから、実力を発揮できることを楽しみにしている」
「僕の目標はしっかりとした結果を残すことだ。表彰台入賞にチャレンジできたら最高だね。フィンランド出身3人のチャンピオンシップ争いも激化しているから、僕もそこでうまく戦いたい」
「僕たちは集中しなければならない。すぐにいいリズムが掴めるよう務めるよ。このラリーには2015年から毎年参戦しているから、すごく馴染みがあるんだ。すべてをきちんとやれば、いい結果を狙えるはずだ」
■シトロエン・レーシング
●セバスチャン・オジエ(シトロエンC3 WRC)
「異なるサーフェスでラリーを走るのが好きだから、このイベントを気に入っている。できるならここで大量得点を果たしたいと強く思っているよ。僕たちには選択の余地などないからね」
「タイトル獲得の希望を保ちたいのなら、オット(タナク)との差を縮めなければならない。出走順の影響を考えると、最初の区間は僕たちにとって難しいものになるだろう。でもそのことについて普段以上の心配をするつもりはない。僕たちはターマックではより速さを出せると確信している」
「テストでのフィーリングは最近よりはるかに良かった。でも僕たちが十分大きな一歩を踏み出したかどうかは、実際に時間とともにライバルたちと競わなければ分からない」
●エサペッカ・ラッピ(シトロエンC3 WRC)
「ミックスサーフェスでラリーをするというアイデアは好きだよ。たとえそれが大きな挑戦であろうがね。(競技2日目)土曜の午前中は特にトリッキーになるだろう。グラベルからターマックへ瞬時に気持ちを切り替え、最初のコーナーからすぐさまペースを出さなければならないからね」
「金曜日はドライコンディションが続くことを願っている。特に今ではグラベルで良いペースを見せてきているから、出走順を大いに活用することができるだろう。ここのターマックのステージはとても気に入っている。道路はスムーズで流れるようだ。ところどころで超高速になる。それに雨が降らなければ全体的にとてもきれいなんだ」
「前回のターマックラウンドよりもさらに高い競争力を発揮すべきだ。僕たちはテスト中に間違いなくあることを正確に特定したからだ。でも僕たちが序列のどこにいるのかを知るには、ターマックでの最初の数ステージが終わるのを待たなければならないだろう」