■TOYOTA GAZOO Racing WRT
●セバスチャン・オジエ(トヨタ・ヤリスWRC)/総合1位

「いい週末になった。スタート直後からいいフィーリングが感じられ、金曜日の朝はトップに立つ好機が訪れた。今日はスタート順がよかったから最初から攻めて差を拡げることに成功し、そして、最後までその差をコントロールできた」
「このような状況では、何ともいえない奇妙な勝利だから心から喜ぶ気持ちにはならない。それでも、この週末に素晴らしい仕事をしてくれたチームに感謝している」
「クルマは週末をとおして問題なく、とても信頼性が高く、速かったと思う。それは選手権を戦う上で大きなアドバンテージだといえるよ」
●エルフィン・エバンス(トヨタ・ヤリスWRC)/総合4位

「簡単にはいかない週末だったが、いいドライビングができたと思う。今朝は自分の力をフルに発揮して走ったが、出走順の影響もあって奏功しなかった。午後はいくつか小さなミスをし、少し問題も生じたから、順位争いに挑めず少し残念だ」
「それでも、ラリー・メキシコで金曜日の出走順が1番だったにも関わらず、総合4位に入れたのは悪くない結果だと言えるよ。ヤリスWRC全3台が完走したことで、チーム力の高さとクルマの強さが証明されたと思う」
●カッレ・ロバンペラ(トヨタ・ヤリスWRC)/総合5位

「全体的に、とても満足しているが、最高の週末とはいえない。いくつかアンラッキーな出来事があったが、攻めた時のペースがよかったのはポジティブな材料だ。初めてWRカーでこのラリーに挑むドライバーにとって、速く走るのは簡単なことではないから、喜ぶべきだろうね」
「今日は、ほぼ1日中路面を掃除しながら走った。順位を守り、路面を掃除しながら走る術を学ぶために堅実な走りに徹したんだ。大きなミスをすることなくラリーを戦い、時々安定して速いペースを示すことができたから、自分にとって、本当にいいシーズン序盤戦になった」
