週末に開催されたDTMドイツ・ツーリングカー選手権の最終戦となるホッケンハイムを、16年のキャリアで初めて欠場。代わってFIA WorldRX世界ラリークロス選手権のタイトル獲得を目指していたマティアス・エクストロームが、同週末にドイツ・エステリンクで開催された第11戦のファイナルで5位に入賞。タイトル争いを繰り広げた2年連続王者のペター・ソルベルグに30ポイントの差を付け、自身初となる世界選手権タイトルを手にした。

 日曜最後のファイナルヒートでポールポジションを獲得したのはペター。そのフロントロウにエクストロームが並び、まさに万全の状態で直接対決の舞台が整う。さらに、ペターと選手権同ポイントで並んだVWポロのヨハン・クリストファーソンが3列目でファイナル進出を決めるなど、タイトル争い天王山の1戦となった。

フロントロウから順調なスタートを決めたペター・ソルベルグとエクストロームだったが……
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DTMのみならず、WRCやNASCAR、V8スーパーカー、STCCにも参戦経験を持つ多彩な男が初の世界王座に
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 注目の決勝スタートは、激しいバンプの待ち構えるグラベルの1コーナーへ、ペターがホールショットを決めたかと思われたが、2014年のラリークロス・ライト王者で今季初のファイナル進出となったケビン・エリクソンのフォード・フィエスタSTが、大外からのドリフトでまくって先頭へ。

 逆に、ポジション取りを誤ったエクストロームは最後尾6番手まで順位を下げてしまう波乱のオープニングラップとなる。

セバスチャン・ロウブを筆頭に、プジョー208RX勢はファイナル進出ならず
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